えぎりむ

本作は、おそらく短編です。しかし、章の数は35です。 ページが35にわかれています。 もしかしたら、長編なのかもしれません。 文字を読む体験は、上から下へ読み進める単調な動きになり…続きを読む

高校生自身による高校生の物語なんだな、というのを随所から感じて癒やされます。 …などと言ってしまう私はおじさんなのでしょうね( ＾ω＾ ) こんな子がいたらいいなあとか、こんな展開…続きを読む

お題である赤いきつね、標語に掲げられた幸せしみるショートショート。 そのテーマをさりげなくも上手に取り入れた秀作です。 平易で読みやすい文章も、教科書に載っていても違和感ないほどス…続きを読む

状況や人物関係などの前置きがない語り。
しかしだからこそ読み終わってゾッとします。
ショートショートの武器である「書いてない部分を想像させる」文章と構成力に脱帽です！

物語中、ゆっくりと変わりゆく四季が、そこで育まれる画家の主人公とメイドのヒロインのやり取りを通して、あたたかくも丁寧に描かれています。 言葉にはあまり出されない感情が少しずつ滲んで…続きを読む

　ですます調で展開される一人称語りのためでしょうか。 　語り部は「私」ですが、そこにちょっとしたトリックがあります。 　極限状態でのふたりの女性の支え合いがあたたかくもせつない物語…続きを読む

萌えキャラがワチャワチャしている山作品もだいぶ増えましたが、実際のパーティ登山って、こんなふうに思想の違いとか人間模様とか大変だよな。。。 等々、当方単独行の山好きであるため、共感…続きを読む

私自身は色々な会社を転々とし、今もふらふらと生きがちな人間のため、小さなところから信用を積み重ね、そして認められる。そんな、私のような小僧からすれば「昭和カタギ」とも見える堅実な生…続きを読む