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サブタイトルをつけました

『ムカつくあいつがあこがれのあの人で 〜窓際の文学少女と青春譚〜』

前々から「なんか違う」と思っていたタイトルに、副題を付けてみました。(う〜ん…)

これで数日様子を見てみます。
また何日か経って「やっぱ違う…」となったら戻します。
ちなみにすでに「ナニカ違う」感はすごくしています。

元のタイトルだけだと、文学少女モノとぱっと見で分からないのがやや損と感じていたのです。
でも、いざその要素を入れてみると、ゴチャゴチャして主題が引き立たない気も…。
そこは、昨今のWeb小説っぽくハマると考えるかどうか…。

他には、「ムカつく」のところ、ポップすぎて中身とズレる違和感も少し。
しかし、これは本文中も意図的にカタカナを散りばめた文体なので、いったん据え置きます。

作品の中身含め、あと一歩のところで「まだ何か違う」感触がずっと付きまといます。
しかし、そんな違和感が7年ごしにピンと来てスラスラ書けた過去作もあるので、今は焦らずにおきます。
ちなみにその作品は映像シナリオで、京アニ大賞に出したいと思っていたものの、例の事件以降、賞が開催されず、完成してみたら今度は出す先をなくして宙吊りに…。難しいものですね。

改稿は、楽しいうちは色々と手を加えて、ひと段落したら寝かせます。ビブリア古書堂とか、文学少女シリーズとか、先達の名作を読むのが楽しくなってしまったので、そちらで刺激も得られそうです。

そして何より、新作ですね。
こちらは近日中に掲載開始します。仕事のほうのシナリオが重なってしまい、遅れ気味ですが…。こちらも優先度高めで進めてまいります。

1件のコメント

  • むしろ物語は終始美優(文学少女)が主役というわけでなく、むしろ期せずして「文学少年」になってしまった主人公の青春物語こそ主軸になっているような。

    よく考えれば押しにしたいポイントは、主人公に名前がなく、常に「文学少年」と呼ばれていること。
    ならば、この物語は、「(あの人にあこがれて)文学少年(になった主人公)と、(ムカつくあいつの秘密を知ることで始まる)青春譚」のほうがしっくり来るので、そうしてみる。

    「文学少年"の"青春譚」としなかったのは、この青春譚が文学少女である美優のものでもあるし、その古い友人に当たるのぞみのものでもあるから。

    シリーズモノっぽく、このお話は、文学少年と○○をめぐる物語ですよ、という感じにもできる。
    レイトン教授と○○みたいな感じで。
    あと、「文学少女」をタイトルに冠した名作はすでにあるので、差別化の意味でも。
    その意味、結果としてだが、物語を美優中心にしないで、あくまで美優の過去をめぐって主人公が成長していく物語にできたのは、「文学少年」をタイトルに冠する上でぴったりの展開だったかもしれない。
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