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気づいたら著作権が切れていた

あるひとの著作権が生きているか否かを確かめるべく、没年を調べました。すると、去年までで著作権が切れていることが分かりました。現代短歌や現代俳句への関心がうすいわたしには些細なことがらですが、時間の経過の影響がこんなところにも顕れているのだと思いました。

話しは変わって、わたしが使用を避けている語彙のひとつに「思われる」があります。わたしはこの連語をみるとき、色眼鏡を以ってせずにはいられなくなってしまいました。論文を書くときは「思う」ではなく「思われる」と書かねばならないそうで、研究者にならなくて良かったと思います。

わたしは数字よりも言葉が好きです。しかして、このところ60%という数字をよく思います。他者との距離感を考えたとき、考えの一致する割合が50%やそれ未満だと馬があわず、かといって100%近くなると磁石の同極のようになる気がしています。

わたしは常にひとに後れを取るところがあり、好きなアニメにしてもリアルタイムで視聴するのは稀です。そんなだから作家や関係者の方々からすれば、評価するならもっと早く評価してくれと思われる気もします。懐古趣味をもつわたしは世間や社会との交渉を少なくするのが賢明な道理なのでしょう。似非隠者への道まっしぐらです。

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