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素朴な疑問4

なぜ岩波書店は樋口一葉(1872-1896)の(文庫)の歌集を出版しないのだろうか。
小説家として著名な一葉だが、歌人としての力量は与謝野晶子(1878-1942)や斎藤茂吉(1882-1953)のそれを凌駕しているとわたしは思う。
つまり、近代最大の歌人といってもあながち過言ではないとわたしは考える。

余談だが、「斎藤茂吉」とするか「斉藤茂吉」とするかですこし悩んでしまった。
後者を選んでいたら、この記事を読んだほぼすべての方に違和感を与えていたにちがいない。

2件のコメント

  • 青丹よしお 様

     おはようございます、夷也荊です。
     この度は拙作にレヴュー本文を書いて下さり、誠に
     有難うございます。
     まさか青丹よしお様に「ほら」の使い方をお褒め頂くとは
     思ってもみなかったので、とても嬉しかったです。

     斎藤茂吉は小生の出身地とゆかりの深い人物であり、
     その歌にはメロディが付けられ、町民歌にもなっています。
     今でも歌えるくらい、好きな歌です。

     青丹よしお様の御作『随筆』、いつも楽しみにしております。

     それでは、お礼まで。
  • 夷也荊様

    おはようございます。
    コメントありがとうございます。

    率直にいって素晴らしい文章でした。
    御作を拝読するに及んで、「ほら」は(使い方によっては)良いことばだなと思いました。

    斎藤茂吉ゆかりの地はさすがに一味違いますね。
    松尾芭蕉の弟子が師の句を唱えながら各地を行脚したという、「風羅念仏」を思い出しました。
    小林幸子が万葉集の歌を詞とした歌謡曲を唄ったとも聞きますし、日本人の口に耳に馴染み良いのでしょう。

    いつも随筆を読んでくださりありがとうございます。
    不定期連載ですが、今後もいろんなことを書いて行きたいと思います。
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