怖いものが嫌いな主人公・なの香。妹のモグラの人形を 隠したことで、友人や妹から不幸を振りかけられる。 そして、帰って、地震が発生。なの香は、がれきを 抜け出し、助けてというお母さ…

自然史博物館に見学に行った、大悟。大悟は、 マンモスやモア、ドードーなど人間の活動で 絶滅した生き物を標本を見る。大悟は、名誉教授の 真剣な絶滅に関する話を軽く見て、 「人間の活…

トレインゴースト、志士霊、ダイダラボッチ・・・ 東京都武蔵野市で近年、様々な都市伝説が現実に なっている。電車、扇だいだらぼっち、志士の霊 などの６つの都市伝説。そして、現場に必…

前回、２つの都市伝説を見つけ、”見えない何か“と 対話していた、都市伝説の記事の担当新聞記者、 謎野雷喜。今回も２つの都市伝説に出くわし、また、 山奥まで歩く。そんな中で徐々に、…

新たに、コートを着た男が現れる。一方、謎野は、ますます、 地面の声につられていく。謎野は、頭痛にうなされていた。 そして、前回明かされてきた謎野の正体に、さらに声が 怒る。謎野は…

　時は江戸時代、元和5年。お江戸では、徳川幕府2代将軍、徳川秀忠 の治世。少女が暮らす加賀百万石・加賀藩では、前田利家・利長を 継いだ前田利常の治世であった。城のふもとでは、「つ…

　××××年×月××日ののどかなある日。人類が滅亡したあとの がれきが地面となったどこか。ここでは、現在都市伝説の怪物が キャンプを張って生活している。その中に、人間も1人いるよ…

　（上でのあらすじ） 人類が滅亡した世界でカフェを営むドラキュラの伯爵、 「ルイ・クロード・ルーチス」愛称ルイクル。カフェは 大盛況だったがバレンタインに忽然、客が来なくなってし…

（ハッピーエンドにはなりませんので注意してください） マッチングアプリであっためぐみと景祐。通称ケイ君。デート から2人で旅行することになった。ホテルの近くを散歩している ときに…

　黒井毅、お笑い芸人。芸名は「闇潰し君」 彼はタブーでネガティブなコメディ、「ブラック・ジョーク」 をいう芸人として生きている。それで大金を稼いでいたが ある時を境に彼にある力が…

　高宮花帆、小学６年生。妖怪、幽霊、都市伝説など、ホラー系の話が大好きな子供だ。でも、彼女は実は“お化け屋敷にいけない”ホラーマニア。 小西航志、小学６年生。花帆の同級生で幼馴染…

　「僕」が住むアパートの誰も使う人がいないポストには、手袋がかかっていた。ついこの前まではかかっていなかったのに。 ある日、このアパートのポストをいつも通り取ると、手袋が少し揺れ…

　フラフラして歩いてきた一人の男性。彼は、ユーチューバーで、超ハラハラする心霊スポットで心霊現象の配信をしてきたばかりだった。 　彼は、動画編集をするためにパソコンの画面を立ち上…

　きさらぎ駅とは、百目鬼鉄道の小さな田舎の駅である。 　この駅の駅員に江藤萌は着任することになった。元々は都市の乗換駅で仕事をしていたのだが、実績が低かったためここに移された。 …

　俺は渋谷のスクランブル交差点の真ん中に突如現れた「どこまでもドア」を見つけた。興味本位で開けてみて、入ってみる。この大きなスクランブル交差点の真ん中で謎のドアに入っても、周囲に…

　この、井の頭公園の守り神としてまつられている弁財天。弁財天の前には、たくさんのスワンボート。そして、それをこぐ若いカップル。 　弁財天は怒りに燃えていた。 　悔しい。なぜ、あや…

　ある女優の新作映画の上映会。その映画はホラーで、原作も人気の作品だった。 　そんな上映会で、来場者はとある夢をみた。それも、ものすごい悪夢を。 　——この夢は、夢か、映画か、現…

　あわてんぼうの　サンタクロース　クリスマス前に　やってきた♪ 　今日も、ある母子は寝る前の絵本を楽しんでいた。 　今日の絵本は『さんたさんのひみつ』という本。 　カバーには『こ…

【カクヨム短編賞・クロノヒョウさんの5000文字でお題に挑戦企画参加作品】 　私は大きな勘違いをしていた。 　あんたクズ男を愛してたなんて。 　しかもそれから、彼はなんとこの私…

　移動書店「BOOK MARK」を営む大森雄星はある公園の噴水の前で本を売っていた。 　夕暮れが近づく時、三歳くらいの女の子が「ちちんぷいぷい」という絵本を買ってくれた。そのサン…

　やっとのことで仲直りした雄星と和花。だが、しかし、雄星はまだルカが消えてしまったという事実に動揺していた。 　それでも、なんとかそれを見られないように、出来るだけ優しく和花と接…

【KAC2023のBOOK MARKシリーズ総集編・後日譚】 　大森雄星は、書店や図書館などの本がない十四の田舎町をバンを改造した“移動書店・BOOK MARK”として渡り歩い…

　京都府・福知山市に本社を構える桂運送の経理部長、瀬良は夕方、いつも通り帰路を歩んでいた。 　と、日はほとんど動いていないというのに、大きく後方に伸びていた影が、だんだん自分に重…

　十月三十一日、ハロウィーンの夜。日本の都市のどこかに「それ」は生まれる。 　渋谷スクランブル交差点に、もう規律と言うものは無かった。 　ヴァンパイアや魔女やミイラやガイコツが、…

　雷鳴が轟き、ショップがカタカタと揺れる嵐の日。一匹のシャム猫が忽然と姿を消した。ショップを探し回ってもいない。 　――どこにいるんだろう。 　私の胸中は黒雲のごとく、重苦しい気…

　兄が、最近魂を失ったみたいだ。 　私の胸中は、口数は少なくとも熱い男だった兄の、げっそりと豹変した姿への不安が大多数を占めていた。よりによって受験前に……。 「ねえ、彩華の方は…

【⚠興味本位でこのある地方のムラを探すことは、しないことが身のためです⚠】 　大学四年、立て続けに就職に失敗している「俺」に、「manakohate」という謎の、白い球で作った…

　既存作品の、『移動書店・BOOK MARKのあるフシギ』を読んでから見ていただくとより楽しむことが出来ます。 https://kakuyomu.jp/works/1681733…

【SARF×カクヨム　短編こわ～い話コンテスト】 　京都府福知山市の中心部にある城、福知山城。 　夜、ある少年たちが肝試しでそこを訪れると、井戸の辺りで何やら、低くても透き通る…

　※結末まで全てのあらすじです。絶対にこれ以上読まないでください。 　大阪府のR村という田舎町に住む中学二年怪談ユーチューバー、鎧塚将門の元へ、一通のダイレクトメッセージが…

　ある田舎町にある廃校にされた高等学校、通称「西高」では、夜になると甲高い金属音と男の怒鳴り声、女のせせり泣く声が聞こえてくるのだという。 　同校野球部OBで、売れないカメラマン…

　友人と二人で相談しながら、ホラー小説を書いていた。 　半分以上を書いたところで一度終了し、明後日にまたやろうということになったのだが……。

　廣野剛は、「最恐お化け屋敷ベストテン」の常連であるお化け屋敷のゾンビ役をしていた。 　今日もいつも通り人を怯えさせていると、自分を全く怖がらない一人の少女がいた……。 【カク…

　丈田中学校二年の“暴君”であるいじめっ子、肥後五左衛門が学校に来なくなった。五左衛門は最近、いじめのターゲットである江崎大河に怯えているようだった。 　五左衛門の取り巻きの一人…