それこそ可能性は無限大なのだから、楽しくない訳はないのだが。
創作は愉しい。
MRMMORPGでもプレイしている感覚と言えようか、とにかく自由度が高過ぎる。
自分の好きなプレイスタイルで、気の合う仲間と切磋琢磨しつつ、難題を攻略したり、日常を楽しんだり……。
アニメーターはもっと楽しいのだろう。 この妄想の中の物語を二次元に体現出来るのだから。
文章の中から、より具現化されて、色付けされて、声を当てられて、それが動くとか、どんなにか楽しいに違いない。
これが三次元となると話は変わるだろう。 何故なら自由度が極端に低下するからだ。 今はCGやポリゴンの技術があるとは言え、やはりその限りではない。
執筆していると身を以て判って来ることだけれど、楽しい気持ちは楽しくない所にあるものだ。
つまり、表現するにあたっても、楽しくない事を可能な限り深く表現する必要がある。
簡単に言えば高低差のないジェットコースターは面白くない。 そう言う事なのだ。
書きたくないことを書くのは、なかなかなに苦痛に近いのだが、その先の楽しいに向けて書き進める他はない。
今、仕事中ですが何か?