こんばんは。
秋の夜長の季節。いかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は終了したのか。
高い空。虫の鳴き声。涼しい風。季節の変わり目に追い付けない心身。
信じても良いのでしょうか。
──秋が来た。
信じても良いのでしょうか。
私の思いは揺れたまま、夏バテから秋バテに移行した疲労による
「八住劇場」を開演する事をお許し下さい。
~T・T・D作戦~
「あれ、俺君。どうしたの? いつになく変顔しちゃって」
「失敬な。これは真面目に考え事をしている顔だ」
「どっちでも、変なツラには変わり無いけどな自分。取りあえず、どないしたんや」
「どげんとせんといかん」
「うん。その言葉と決意は、二〇年前に聞きたかった」
「懐かしいな~、そのフレーズ。で、何がやねん」
「二〇万文字を突破したんだ」
「……。不味いんじゃないの? 文字離れ、伏線離れ、テンプレートで媚びを売らなきゃいけないのに?」
「僕君、勇気ある発言やな」
「オタクを舐めてもらっちゃ困るよ。リサーチは常に最新版。その先を読まないとね」
「全く趣味に合わない作品を見る理由は、際限まで気分を落として、本命を見た時の高揚感を味わうためやろが。この変態野郎」
「心外だな。全てをチェックしないと、真の名作には出会えないんだ。その努力はすべき。ワシ君だって、あんなに毛嫌いしていたスマホゲームに、どハマりしてるじゃない。それが新境地。成長ってものなんだよ」
「言うなや。何か面と向かって言われると、いたたまれん気分になるから。それに腹立つし、気持ち悪いわ」
「……ごめんごめん、俺君を置き去りにしてしまったね。あれ? 俺君?」
「え? 何? 今、闇落ちした世界を救う旅をしてるんだが」
「何やねん自分! さっきまでの悩みはどこに行ったんや!」
「良いんじゃないかな。悩んでいる時の気分転換は大事だよ」
「特に、ゲームや音楽での気分転換は重要だ」
「そのいきやよし。ヨコオと怪盗とどっちにする?」
「来年の予習のため、怪盗で」
「は? 世界救うって、息巻いてたやん?」
「気分転換は大事」
「都合のエエ言葉やのう!」
……………
「そう言や自分、コンテストとかに書いてるモン出してんのか?」
「……え? モル○ナのダッシュが可愛い?」
「一っつも字ぃ被ってへんやないか! ボ○たんか。早々に○ケたんか!」
「小説のコンテストが賑やかだって言ってたじゃない。参加してるの?」
「まだ、その時では無い」
「そんな事を言ってる場合じゃないだろ! 余裕かませるご身分か!? そうやってタイミングを逃してるのが分かん無いのか!」
「い、いやいやいや。違うんだって。僕君こそ落ち着けよ。作戦なんだから。T・T・D作戦だから」
「それは、まさか。バギーのあれか? T(溜めて)・T(溜めて)・D(ドーン)か……。久々に聞いたし、懐かしい」
「だから、今は平日・勇者。休日・怪盗する」
「多忙やの」
「予習は大事だからね」
「だろう? 楽しみ。来年のペ○ソナ3と5のおダンス。ビルダ○ズ2」
「自分は、取りあえず、どないかせぇや。まずは、三回目のコンテストやろが。T・T・Dちゃうんかい。ゲームも人生も、ブレブレやないか」
「揺れる思いを、人生全体で感じてるんだよ」
「感じてる余裕なんて、もう、どこにも残されていないって、早く気付いて欲しい」
「ゲームすすめた本人が何かぬかしとるで。メチャメチャやん。鬼やん。悪魔やん」
「がんばっべ!」
「今度は、ひよ○こかい。見てられへんわ」
疲れてるんです。むしろ、憑かれているのかもしれません。
第三回Webコンテストに向けて頑張ります。
こんな所までお付き合い頂き、ありがとうございました。