小さな生きものが、人間の家族のなかでかけがえのない存在になり、作者のお子さんの世代へと語り継がれ、永遠の命を得るまで……。
広い空を自由に飛ぶこともなく、やしの木のてっぺんで同胞と戯れながら巣を作ることもなく、狭いうちの中で一生を過ごしたピーでしたが、永遠の命を得たのだと思うと、ぱあっと空から差した明るい光に包まれたような気持ちになりました。
温かく素敵なレビューでピーと私を幸せにしてくださったsuekoneko様、本当にありがとうございました。
言葉をこんな風にだれかを幸せにするために使えるのは、魔法を使えるのと同じに思えます。