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ダークなファンタジーを書きます

 公開は9月ごろを予定しています。
 長編はいつも何かしらのコンテストのために書き下ろしているのですが、今回は近いところで自分に合ったコンテストがないので、カクヨムの「ランキング」のある程度上位を目指して投稿する作品となります(前々から言ってたやつ)。といってもジャンルが「異世界ファンタジー」なだけで、カクヨム内の流行はまったく取り入れませんが(転生とか、転生とか)。ただもっと広い一般的なアニメや漫画などでは、近年ダークファンタジーが結構人気を博していると聞きます。そういう意味では世の中の流行はある程度意識しています。

 僕は基本的に明るい話が好きな人間なのですが、自分の好きなものと書けるものはまったく別物だと思っています。僕は人間的にめちゃめちゃポジティブなのですが、なぜか暗い話を書くことが得意なほうなんですね。

 まだ設定を詰めている段階ですが、ストーリーの流れや導入部分はなんとなく決まっているので、ここで次の作品の内容をちょろっとお話してみます。よかったら読んでみてください。



 第一話でまず、主人公の少年が酷い目に遭います。というより、主人公は幼少期からずっとそのような生活を送ってきています。
 その状況がエスカレートして極限状態に達するのが、ストーリーの始まり、第一話です。
 その極限状態で、主人公は能力を発露させます。それは物質を召喚する力なのですが、第一話で主人公が無意識に召喚するものが、「東京タワー」です。逆さになった東京タワーを災いの根源にぶち刺し、人々ないし町一つを滅ぼすのです。

 派手な始まり方がよかったので、いきなり東京タワーをバンと召喚する場面は、いい思いつきだと思いました。ただ主人公たちがいるのはこことは違う異世界なので、人々はそれが東京タワーと呼ばれている代物だとはわかりません。彼らにとってはなんかやたらでかくて赤い尖塔です。
 主人公の能力は、異世界に「現実」のものを召喚する力です。この特殊な能力は、ストーリーの結末と密接に関わりがあります(この時点で相当なネタバレ)。自動車や電車を召喚して敵にぶつけたりすると思います。なんかそういうの好きなんですよね。ファンタジーの世界に我々の世界の文明が紛れ込んだりするのが。

 極限状態でなにかよくわからないうちに東京タワーを召喚して町を滅ぼしてしまった主人公の前に、一人のミステリアスな女性が現れます。そして女性は主人公にこう言います。

「やっと見つけた。世界を滅ぼす者」

「ある予言者が、あなたがこの世界を滅ぼすという予言をした」

「一緒にこの世界を滅ぼしましょう」

 主人公は女性の誘いに乗り、ともに「世界を滅ぼす」という予言のために行動するようになる。


 というところまでが、第一話で書きたいことです。
 最後に登場した女性はあるグループの一員です。そのグループは、「正体不明の予言者」を崇拝し、各々の動機から「世界を滅ぼしたい」と願っています。
 その最終的な「世界を滅ぼす」という大きな目的のために、予言者の指示によって主人公たちは行動していくことになります。いわゆるダークヒーロー。

 グループの中には、主人公と同じように過酷な運命を背負った「儚い少女」がいます。
 ストーリーは主に主人公の少年とこの「儚い少女」を中心にして進んでいきます。たぶん僕の『恋グラ』で描いたような、花火大会とか日常的で楽しくて良いシーンなんだけど、だからこそ切ない、みたいな場面も出てくると思います。

 そして主人公は最終的に「正体不明の予言者」の正体を知り、運命の選択に迫られることになります(言っちゃった)。



 まだまだ細かいところは全然決まっていませんが、このような感じの作品を書きたいと思っています。みなさま興味は湧きましたでしょうか?
 ダークファンタジーが好きな人に読んでもらってある程度★の数を稼いでみたいと思っています。そして僕の作品なのでやはり最後はハッピーエンドだったり、じゃなかったり(どっちやねん)。

 まだだいぶ先の話ではありますが、よかったら楽しみにしていてください。

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