本日カクヨムコンの最終選考結果が発表されました。
僕は長編のホラー部門に『追憶の部屋』で応募していましたが、受賞できなかったことはとっくにわかっていました(連絡ねーんだもん)。なので、「誰か知ってる人受賞してっかな?」と他人事のように気楽に結果発表を見ました。そしたら「おっ!」と2つ嬉しいことがありました。
まずは、短編のほうで「短編賞」を受賞された『まほろば水族館』。僕が今回のカクヨムコン期間に入ってから一番初めにレビューを書かせていただいた作品です。
この作品をきっかけに、作者の神崎あきらさんとも少なからず交流するようになっていました。なんと前回に引き続き2年連続の受賞となっています。すごいですね。おめでとうございます。
それから、最熱狂レビュー賞に名前のあった、きみどりさん。
きみどりさんは今回書くほうでは参加されていませんが、期間中部門ごとに複数作品を読んで熱心にレビューという形で作品の紹介をされていました(僕の『追憶の部屋』にもレビューをいただきました)。カクヨムコンでこんなに真摯に作品に向き合いそして多くの作品を読んでくれた読者さんは、滅多にいないと思います。レビュー賞は当然ですね。
次回は書く方での参加も期待しています。
個人的な作品の振り返りですが、『追憶の部屋』はいろいろと中途半端になってしまった作品です。ホラーとしても中途半端だし、設定や構成も中途半端。未完成だなという気持ちがすごくありました。正直この作品で受賞できるとは思っていませんでした(前回応募した『日常メモリアル』はかなり渾身の作品のつもりだったけど)。今回は明らかな準備不足です。
しかし作中で自分の書きたいことを表現することはできました(兄弟の絆)。
読んでくださり、また多くの感想をくださった方々にはひたすらに感謝です。読者さんの存在がなければ最後まで書き切ることは叶いませんでした。
また次もきっと面白い作品を書いてみせるので、待っていてください。
最近脱力していたけど、並んだ受賞作品の数を眺めていたらまたメラメラ闘志が湧いてきました。
次は俺が主役だ(バン!)。