11月の末、カクヨムコン開幕の直前に、『8番出口』というホラーゲームがリリースされました。
この『8番出口』はリミナルスペースをモチーフとしていて、延々同じような光景が続くループする駅の地下通路から脱出するゲームです。ホラーゲーム実況界隈ではみんなこのゲームをこぞって実況していたと思います。ストーリーはないですが、面白いゲームです。
この『8番出口』を初め、最近リミナルスペースをモチーフにしたホラーゲームが結構出ていると思います。そもそも僕がリミナルスペースというものの存在を知ったのも、ホラーゲームの実況を観たからでした。
僕が今連載している『追憶の部屋』も、1話目は駅のリミナルスペースから始まります。リミナルスペースってわりと流行りのネタだと思うんですけど、どうでしょう。
『追憶』1話目の「ステーション」は、まだ最初だということでホラー要素はかなり控えめにしました。よくわからないうちにシュールをぶっこみすぎると引かれると思って。
ストーリーが進み、「LEVEL」が上がる時、次は「アミューズメントパーク」のリミナルスペースに主人公を放り込む予定です(絶賛執筆中)。
誰もが知るあの超有名テーマパークをホラーにしちゃいますよ(「シー」のほう)。二回目だからもう心の準備はできていると思うので、少し激しめに。掟破りな変則的文章も入れてみようと思っています。読んでいると頭がおかしくなっていきそうな。ぜひトラウマを植えつけていってください。
さて、カクヨムコン開幕から1週間経過しましたが、みなさん進捗のほうはいかがでしょうか。
僕はいつも通り期間内に書き上げられるのか問題が勃発していて、快感に悶えています(ドMか!?)。
そんな中、拙作(拙作って言ってみたかった)を読んでくださる方々がいるのは本当に心強いです。そんなみなさまにありがとうと言いたいです。……えっ、じゃあ言えって? ありがとニャン!(?)
毎年このカクヨムコンの時期になると、カクヨム運営さんから「ホラー部門応募してね❤」メールが届きます(今のところ2年連続)。
カクヨムコンの部門の中で、ホラー部門が圧倒的に過疎っているため(今年は結構多い気がするけど)、おそらくカクヨムでホラー作品を投稿したことのあるユーザー全員にお願いメールを送りつけてくるのです。運営さん自ら「ホラー部門は応募作品が少ないため、読者選考を突破できる確率が高くてお得ですよ」と安いメッセージを送ってきます。果てして今年もそのメールが届くことになるのでしょうか? 楽しみです(楽しみなの?)。