どうもこんにちわ。黒崎です。
昨日なんですが、天上杏さんの「氷上のシヴァ」と拙作「60×30」をコラボした小説を公開しました。
それが「霧崎洵と鮎川哲也」です。
2018年4月の群馬県高崎市で、「氷上のシヴァ」の主人公の一人の霧崎洵くんと、群馬を訪れていた「60×30」の鮎川哲也が出会う、という内容になっています。天上さんの「氷上のシヴァ」を読み返していたらむくむくと「洵くんと哲也を出会わせたい!」という斜め右方向な欲望が動き出し、気がつけばiPhoneのアプリをぽちぽち動かし始めていました。4000字程度で納める予定がいつの間にか5000字弱に……。(岩瀬先生と堤昌親の対談を書きたいという欲望は諦めていない)
作中で多大なネタバレの通り、平昌五輪の哲也のフリーの曲は「群馬県を拠点とする箏曲家の曲」なので、こういう演奏会があったら行ってそう、というのもありました。なので二人を出会わせやすい場所があった、というところも書くのにゴーさせる要因でもありましたね。ありがとう高崎観音!ありがとう赤城山!!ありがとうJR高崎駅!!たまにしか行かないけど結構迷うんだよ!!そして何よりも、ありがとう高崎線!!新幹線の待ち時間にしていたらこの二人が出会ったよ!!!(ちなみに調べたら、高崎から横浜までは運良ければ乗り換えなしで行けますが、27駅停車するのでそれはやめさせようと思いました)
これは、ℹ︎テキストというiPhoneのアプリでポチポチ書いていたんですが、「シヴァ」を読み返しながら「ほうほう、もしかしたらこういうことも言うかな……?」みたいに書けていたのが楽しかったです。
こちらが天上さんの「氷上のシヴァ」です。無駄のない文章はまさに氷の如し。五人の語り手から語られ、投影されるのは「芝浦刀麻」という名前のミステリー。氷を舞台にした、少し不思議なスポーツ小説です。
「氷上のシヴァ」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895345100それにしても私の小説はいつになったら平昌にたどり着くのだろうか。いや、そんなこと言ってちゃダメなんですよ!だって、平昌で物語の前半で終了は北京のシーズンになるんだから!
……近いうちに、更新を再開します。「60×30」、次はプレ平昌シーズン、2016ー2017シーズンの話になります。
それでは今回はこの辺りで。黒崎でした。