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☆レビュー御礼 & 「カクヨム近代文学館」について

 こんにちは。筆者です。

 またも KAC 参加作品に☆レビューをいただきました!
 ありがとうございます!
 ぼくも今回はカクよりヨムで楽しませてもらってます。
 たのしー!
 
 ▽
 
 カクヨムさん公式の「カクヨム近代文学館」、みなさんも見に行っておられますでしょうか。
 
 あれって要するに青空文庫さんの UTF-8版みたいなもんでしょうか?
 とても読みやすいです。
 
 青空文庫さんは文字コードは JIS X で、表現できる文字が著しく少なく、ラノベのような難読文字が頻出するジャンルには不向きです。

 というか、古典でも第一〜二水準にない文字は頻出するのですが、青空文庫さんが生まれた頃にはまだ UTF-8 の規格は Web では普及していませんでしたので、 致し方ないところでしょう。

 その点、カクヨムさんはいいですね。
 訳のわからない特殊文字でも表現できるので、素晴らしいです。
 
「カクヨム記法」のルビは、青空文庫の組版と同じですが、ヘルプを見ますと「記法は現在以下の2種類ですが、今後増える可能性があります。」とあるので、将来はもっとブロック時下げとか、中央寄せ、地付き(カクヨムは横書きだから左寄せでいいかも?)なんかにも対応してくれるのかなーと期待しています。
 ――とはいえ、書式で遊び始めると、読み手にとっては分かりづらいものになりがちなので、ある程度絞った方がよいという見かたもありますね。

 でも、カクヨムさんのリリース当時から記法の追加をずっと待ち望んでるのに、ずっと変化がないんですよね。
 
 既存の作品に影響が出ないように新記法を追加することは、さほど難しい作業ではない気がするのですが、何か理由があるのでしょうか。
 
 なんにせよ、カクヨムさんの非常に読みやすい画面で、名作をまるでラノベのように軽く読めてしまうというのは、本当にいいサービスが始まったなぁと思います。
 
 ▽
 
 今日も「カクヨム近代文学館」に大量の作品が投下されました。
 思わずいくつか読んでしまいましたが(読むべき時は今じゃないだろ! というご意見はごもっとも)、カクヨムの画面だとやっぱり非常に読みやすいです。

 スクリーンで読むのに最適化するってのはこういうことなんだなぁ、と感心します。
(その割にアクセシビリティへの配慮がちょっと足りないカクヨムさんですが、それはまた別の機会に)
 
 ▽

 むかし古本屋の親父に「純文学や文豪の文章は高校を出るまでに読まないと意味がない」と言われたことを思い出しました。
 別に大人になってから読んでもいいのにと思いますが、あれって要するに「大人になったらもう読む機会がないから」ってことだったんですね。
 すごくよく分かります。
 
 でも、今はネットがあります。
 大人でも、あじわい深い文章をじっくり楽しむことができます。
 いま「カクヨム近代文学館」で公開されてる作品はほとんど読んだことあるけれど、もう一度カクヨムさんの画面で読みたいです。
  
 あと、知らなかったんですけど、公式だと表紙絵をつけられるんですね。
 隠し機能ってやつでしょうか。
 一般にもその機能追加してくれないもんでしょうか。
 サーバーの負荷と容量の問題があるから難しいでしょうけど。
 
 ▽

 それにしても、ほんのワンスクロールで読み終えちゃうような文章量の作品が、後年に名作として語り継がれるってすごいことですね。
 
 メロスなんて中学以来読んでませんでしたけど、一文一文が全部キャッチコピーじゃないですか。
 本当に斜陽と同じ作者の文章なんでしょうか。凄まじいです。

コメント

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