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「耳のミシン」実物と、☆レビュー御礼

 みなさんこんにちは、筆者です。
 今日はひたすらヨムに徹して楽しませていただいております。
 丸一日、ひたすら新しい文章を浴び続けることができる至福!
 そういえば最近図書館に行くこともめっきり減ったような気がします。

 ▽

 本日、拙作「庭にはいつも、ちよろずの落ち葉」で「耳のミシン」というお話を公開させていただきました。

 言ってみればただの黒歴史モノなのですが、笑ってくださるかたもいてくださって、恥をかくのもあんがい無駄じゃないんだなと思いました。

 ▽

 頂いた感想を読んでふと思い立ち、実物の「耳のミシン」を写真に撮ってみました。
 こういうのを「毒を食らわば皿まで」と言います。

 写真集 + 詩集ってどんなだ? というのを、なんとなく理解していただけるんじゃないかと思います。

 いちおう本名やら素顔は隠しつつ、お話に出てきたものは網羅したつもりです。
(隠してる木の棒は、組み立て式の鍋式のパーツです)

 14,000円という馬鹿げた価格設定、コレクションの骨董と、ピアノの分解写真、ドヤ顔(隠れてますが)の著者近影、シルクスクリーンの太ゴシックの表紙です。
 写真にトレーシング・ペーパーが重なって、そこに文章が書いてあるというのも、これをみれば「なるほど」と思っていただけるのではないでしょうか。
 定価の一番下の「-0」だけ手書きなのは、これがシリアルナンバーだからです。

 今思ったのですが、これ税金とか払ってないんですけど、大丈夫なんでしょうか。
 もう時効だと思いますが。

 ▽

 ……言いたくないですけど、これ本気でやばいですね。
 ポエムも恥ずかしいだけで全っ然良くないし、写真も稚拙、本の作りも悪くてボロボロ、著者近影のドヤ顔は心の底からウザい、タイトルは意味がわからない、なに一ついいところがありません。

 なんとかしてこの世から抹殺したいのですが、良い方法はないでしょうか。
 親族の持っているものはこっそり処分できるとして、当時お付き合いさせていただいてた大人たちの半分くらいはもう亡くなっているか、行方がわかりません。
 もう処分されていることを祈るしかない状況です。

 唯一の救いは、こうしてネタにでてきたことでしょうか。
 他には心底いいところがありません。
 人生ままなりません。

 ▽

 ぼくはもう大人になりました。
 作家でもないくせに、面白いネタがないか日々思い返しながら生きています。

 過去の自分なんてもう他人みたいなものだし、こうなればかける恥はかけるだけかいておこうと思います。
 恥ずかしいのは過去のぼくであって、今のぼくじゃないと開き直っただけです。

 ……こんな話が山ほどあるんですよ。こまったことに。

 ▽

 と、こんなしょーもない話ばかりですが、ありがたいことにたくさんの☆レビューを頂戴しております!

 嬉しいです!
 書いててよかったなと思います。
 ありがとうございます。
 心からの御礼を申し上げます。

 これはきっと「もっと書いてもいいのですよ」という、言うなればパスポートに押されたハンコみたいなものだと思います。

 もっとたくさん書いて、いろんな人に読んでもらえるよう頑張ります。
 たとえそれで恥ずかしい思いをしても、それはそれで意味があるような気がします。

7件のコメント

  • いや、これ。
    すごくないですか!?

    ピアノの中の写真とかも含めて…結構良いのでは…あー。著者近影、自分だったら…。

    でもほんとにすごいですわ。
  • > 伊草さま
    あきらかに内容と値段が釣り合ってない……!
    んですが、買ってくれたのはいい大人ばっかりだったので、卒業祝いをくれるようなつもりだったのだと想像します。

    写真ですが、実物見たらガッカリすると思います。
    一番キツいのはぼくのドヤ顔です。
  • > ひかげねこさま
    ありがとうございます、でもすごくないんですよ……実物見たらガッカリすると思います。
    あと、自分のドヤ顔が世界のどこかに眠っていると思うと……もしぼくが犯罪者になったら晒されると考えると……一生慎ましやかに生きるしかないッ!
  • もう、このカイエ様のポーズがすでに良すぎる。絶対ドヤ顔してると思う。
    しかし、ほんとに線の細い少年ですね。指のほっそり感なんか、確かに女の子みたいです。

    どうして、あの頃って詩を書いて、それを惜しげもなく晒せたんでしょうね。
    私も友人の誕生日に自作のポエムノートを送り付けましたが、もう燃やしてくれたかな……。
    「あー、まだ持ってるw」って言われるのが怖くて聞けません。
  • > 月子さま

    ええ、もう絵に描いたようなドヤ顔です。びっくりします。
    そしてブッカブカなんですよね……こういうフォーマルな服って、ちゃんと体にあってないとすごく滑稽というかなんというか……。
    中身は思いっきり男なんですが、残念ながら見た目の遺伝子は母親から受け継いでしまったようです。

    そして掘り起こされる黒歴史。
    ぼくもポエムノート送ったことあるわ! 今思い出しました!
    うわ、連絡取ろうと思えば取れるけど、確かに訊くのが怖い……!!
  • お、おおぉぉぉ……震
    これが伝説の耳のミシン14000円!!
    スーツに決まった格好が、「してやったり」感を醸し出しております。
    素晴らしいとしか言いようがありません!
  • > もりすけさま

    ぐおおお……。伝説にしないでぇぇぇ……!!
    もう、著者近影(このワードがも恥ずかしい)がものっすごいドヤ顔で、自分のことながらぶん殴ってやりたいです。
    供養がわりにネタにしましたが、だんだん「やめときゃよかった」と思い始めています 笑
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