こんにちは、筆者です。
いつもお読みいただきありがとうございます!
ぼくの体の半分はみなさまへの感謝でできております。
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みなさんはマイルールをお持ちでしょうか。
ぼくはあります。
というか、わりと自分にルールを課しがちなタイプで、一度決めたらカチ、カチ、カチと愚直にやるほうが楽だったりします。
だらだらしたい時は「今日はだらだらする」と決めた方が安心します。
たぶん小心者なんだと思います。
そんな自分ですが、小説を書くときにもいくつかルールを設けています。
うち、一番重要なルールは「必ず物語を進行させる」というものです。
「こんなことがあったよ」というだけでなく、全体としてのストーリーを少しでいいから進める、あるいは伏線を貼る。
そうでない場合は閑話として書く。
このルールは割と窮屈です。
覚えてないですが、たぶん昔に読んだ「小説の書き方」みたいな本に書いてあったことを鵜呑みにしてるだけなんじゃないかなと思います。
読み手としての感覚では、ストーリーと関係のない小話は割と好物だったりします。
単純にキャラクターを深掘りするだけとか、「海だー!」とか。
楽しいですよね。
でも、ぼくはなんとなくルールを守ってやってきました。
たぶん小心者なんだと思います。
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「ハイジ」の時はルールを守って書いたつもりです。
きのこ回とチェストナット回は例外ですが、冬ばかりだった世界の秋の姿を見せたかったという狙いで書いたものです。
伝わらないかもしれないけれど、どんな話もエンディングのために必要だと思って書いています。
「秘密基地」もそうです。
ストーリーに大きく関わらない話は閑話として書きました。
マーガレット回とか。
でも、なんかそういう話の方が評判がいいんですよね。
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いま書いている「深層……」は、その辺をあまり気にせず書くことにしています。
今日更新の「迷宮の歌うネズミ」は、ストーリーとは何も関係ない話です。
口直し的な立ち位置の話です。
「ハジ事変」などは一応意味があって書いているのですが、今回は徹頭徹尾「どうでもいい話」です。
ゆえに、更新するために、小心者のぼくにはちょっとだけ勇気が必要でした。
もし違和感を感じていただけたなら、逆に嬉しいです。