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諸賢は幽霊が怖いですか

怪談作家は幽霊を怖がる必要があるのか、という問いは大昔からあります。

実際に幽霊に対する恐怖を感じたことがある人間でなければ恐怖は描けない、という主張の一方で、想像力さえあれば幽霊の存在を信ぜずとも恐怖は描ける、という主張もなされます。

諸賢は如何でしょうか。幽霊の存在を信じますか。
私は不信が8割、信1、残り1割は ""信じたい"" という気持ちです。

また幽霊の描き方も様々なものがあります。
生きた人間の延長にある同じような機微を持つ存在として。
同じく生きた人間の延長であるが純粋な悪意そのものの存在として。
人間とはまったく別個の生命体として。
それ自体に自我の無い、ただの記憶として(所謂ストーンテープ理論)。
挙げればキリが無いですね。

諸賢の作品を拝見して、幽霊の描き方も様々で非常に楽しんでいます。
以上、休憩中の孤独を紛らわせるための、雑文でした。

ちょっとしたトラブルで現場が長引き、寒く暗い場所で休憩することになり、暇で孤独な、ぶざますぎる より

2件のコメント

  • 初めまして。
    興味深い話題だったので。

    個人的には霊的な現象を起こす何らかのエネルギーないし物理法則は存在すると思いますが、それが人の魂や怨念かという点においては懐疑的です。

    ただ、一般的に人は未知の現象や存在を恐れると思うので、創作する際はあえてよくわからない存在として書いています。
    一度安心させてから裏切るように奈落に突き落とす展開も好きですね。

    でも、ホラー映画は苦手です……
  • 浅川 さん
    御清覧とコメント、ありがとうございます
    心霊主義等のオカルトから科学的な視座によるものまで、議論には古今東西様々なものがありますね
    私見を述べますと、たとえば紙に書いた三角形を消したところで三角形そのもの―言い換えれば ""内角の和は2直角に等しい"" というような概念それ自体―は消えないように、人間とその死についても、実際はこのようではないかと考えています
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