怪談作家は幽霊を怖がる必要があるのか、という問いは大昔からあります。
実際に幽霊に対する恐怖を感じたことがある人間でなければ恐怖は描けない、という主張の一方で、想像力さえあれば幽霊の存在を信ぜずとも恐怖は描ける、という主張もなされます。
諸賢は如何でしょうか。幽霊の存在を信じますか。
私は不信が8割、信1、残り1割は ""信じたい"" という気持ちです。
また幽霊の描き方も様々なものがあります。
生きた人間の延長にある同じような機微を持つ存在として。
同じく生きた人間の延長であるが純粋な悪意そのものの存在として。
人間とはまったく別個の生命体として。
それ自体に自我の無い、ただの記憶として(所謂ストーンテープ理論)。
挙げればキリが無いですね。
諸賢の作品を拝見して、幽霊の描き方も様々で非常に楽しんでいます。
以上、休憩中の孤独を紛らわせるための、雑文でした。
ちょっとしたトラブルで現場が長引き、寒く暗い場所で休憩することになり、暇で孤独な、ぶざますぎる より