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読んでいて学んだことの4。 231207

どうも。今回の話のテーマは、読者にどうやって苦しい感情を抱かせるのか、になります。
フフフ!読者を苦しめるような作品を作ってやる!
……というわけではなく、
カタルシスについての話です。どうやら苦しい感情がカタルシスの鍵になるようなので。

まず、自分は勘違いしていました。カタルシスというのはすごい悪いやつが倒されれば生み出せるものだと思っていたんです。
でも違いましたね。色々読んでいくと、おそらくカタルシスの本質はそこじゃないのではと思い始めたんです。
そう、カタルシスにおいて重要なのは敵ではなく被害者の方ではないかと!悪い敵が倒されてカタルシスを感じるのではなく、被害者が救われるか報われるかした時にカタルシスは感じるものじゃないかと!
カタルシスの演出が上手い作品を読んでそう思ったんですよね。これは被害者の塩梅が上手いから良いカタルシスになってるな、という。
例えばシンデレラでも、あの話は別にいじめてた家族が倒されたわけじゃないですよね。王子に惚れられて苦労が報われたからカタルシスがあったわけです。

では、良いカタルシスを産むにはどうすればいいのか。
さっき少し触れましたが、被害者の塩梅にあると感じました。つまり読者が被害者を見てどれだけ苦しい思いをするか、そここそがカタルシスの本質だと思うんですよ。
被害者がこんな目に遭うなんて!許せない!理不尽だ!見てて苦しい!という思いが強ければ強いほど、問題が解決した時のカタルシスも大きくなる!
だからいかに読者に苦しい感情を抱かせるか、という話になるわけです。
これについては仮説になりますが、やはり理不尽さが重要だと思います。例えばみんなのために頑張ったキャラがみんなから批判されてる!みたいな状況ですね。キャラと状況、その塩梅だと思います。


以上。カタルシスについてのお話。
思いますとか感じますばっかりですみませんね。学んだことは今書いている作品で試すつもりです。前も言ったかもしれませんが、ぶっちゃけあの聖女の作品は技術向上のために色々試す用のものですから!
しかしですね、今は執筆の前にどうしてもやりたいことがありまして。それが終わってからになります。
あぁ、今年中に、あの大台に乗っておきたい!

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