3話目にして、10000字を超えてようやく仮面の活躍。うーん……どうだろうなぁ。作品のメインが出てこない部分を10000字も乗り越える読者がどれくらいいるのかという話になってきます。
こんなノート書いていたら作品にツクリモノ感が出て没入の邪魔になってしまいそうですが……。
序盤の候補は2つあったんですよ。結局選ぶことになった『仮面を手に入れるところからスタート』か『旅の途中で仮面の力を使うところからスタート』のどちらか。めちゃくちゃ迷いましたね。というか今でも迷ってます。
後者はつまり最初に見せ場を持ってきて後から回想として入手シーンをやるような感じ。
前者の利点は主人公がどういうキャラか読者に示せる、読者の持つ情報が主人公と同じになるため感情移入しやすいなど。欠点はさっき書いたように見せ場まで長くなってしまうこと。
後者の利点はすぐに見せ場を持ってこられて読者を引き入れやすいなど。欠点は出す情報が少ないまま主人公の思考を書き出すと読者的には主人公が何を言ってるのか分からなくなり、そうなると主人公の内面の描写ができなくなること。
決め手としては内面の描写ができなくなってもいい主人公じゃなかったことです。内面の描写をしない主人公というのは何か特別な過去があったり読者の視点と一線を画すような主人公なので、これは普通に生きてきたし感情移入して欲しいユウには合ってないなと前者にしました。
でもなー……。見せ場が無いまま10000字はちょっとヤンチャしてますかね?この決定が間違ってないか悩む……。
展開作りが上手い人ならどんな風にやるのでしょうか。上手い人なら後者でなおかつ上手く主人公の思考回路を描写しそうですね。あー、これで良かったのだろうか!?不安!