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努力の持論。努力ってのは要するに爆弾よ! 220809

最近になって思うことですが努力はストック可能なものですね。長々やっていた『セリーヌ・アラン』がいよいよ完結間近となってきましたが、これまでの努力がちゃんと消えずに残っている感じがします。

例えるなら努力は火薬みたいなものでしょうか。砂粒みたいな小さなものだけど、集めれば集めるほど威力が強くなっていきます。
つまり努力っていうのは火薬を集めて爆弾を作る行為なのでは!?そしてその爆弾で壊すのは目標という名の壁……!
壁が無かったり壁を簡単に乗り越えられるなら爆弾なんて作る必要ないけれど、どうしても壁の向こうに行きたいなら爆破するために火薬集めなきゃならんですね。

そうしてついに来る着火、これまで溜めてきた分の火薬がついに爆発する時……!
逆に言えば壁が硬すぎて壊せないこともあります。でも大丈夫!なんとこの火薬、爆発しても消えないで手元に戻って来ちゃう魔法の火薬なんです。消えることがありません!再利用可能!
拙作の話ですが『黒島―――』の努力が『セリーヌ・アラン』に流用できたんで、きっと努力は経験って形で使い回しイケますよ。

でもですね、この話で一番難しいのは爆弾の着火なんですよ。なんせいくら高威力の爆弾でも着火しなきゃ威力は発揮されないですから。
例えば単行本出すって目標で頑張って、実際カクヨム内に充分単行本出せて売れるくらい面白い作品を出しても、編集部に見つけてもらえなければ目標は達成できません。
だけど……一回でいいんですよ。一回でも着火すれば火薬は全部吹っ飛びます!何回も報われる必要なくて、運良く一回報われたら溜まった分の努力は全て発揮されます!

長い長い時間のうちのたった一回でいいんです。その一回が来たらゴールって考えたら、もちろん大変なことは大変ですが、難易度が高いことじゃないと思えてきませんかね。
ただし火薬を捨てたら終わりなんです。諦めて努力をやめちゃったらもう終わり。難しいのはそこ。

つまり自分が言いたいのは……着火するまでの耐久レース、みんな頑張ろうってこと!


以上、自分の努力の持論でした。
執筆活動と努力は切っても切り離せない縁って気付いた時から努力のことばかり考えちゃいます。
努力の話って努力は実るから頑張れとか、逆に努力は報われないよとか大抵そんなのばっかりじゃないですか。
なんというか一言で終わらしてるものに納得感が無いから嫌いで、自分なりの努力論を考えるのがマイブームです。

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