今現在、展開に詰まっている……。
しかし!そんな時頼りになる味方がいる……。
『アクセル』と『ブレーキ』と『ルールブック』の三本の柱……。
こんな感じで物語作ってるよって話……。詰まったせいで暇で何か文字を書きたいから……。
ということで、誰も興味無い自分の物語の作り方をば。そもそも『アクセル』と『ブレーキ』と『ルールブック』っていうのはキャラの役割の話で、この役割があると色々とやりやすいんですよね。
適当に駄弁るだけですが、自分の考えのメモ代わりに……。文字にすると脳に染み込む感じで考えがまとまるんですよね。
まず『アクセル』。物語の起爆剤としての役割ですね。アクセルから、もしくはアクセルの影響で物語が始まります。というか困ったらアクセルとなるキャラを動かして物語を進ませます。
何か野心があったり誰かを恨んでいたり誰かから逃げ回っていたりするキャラが適任ですね。そういう目標があるキャラをアクセルにして物語を動かしてもらいます。
次、『ブレーキ』。物語のストッパーです。ブレーキから、もしくはブレーキの影響でアクセルが始めた物語が止まります。なので物語を終わらせるように動く役割です。
物語を終わらせると言いましたが、別に物語が終わる時までその役割を果たさないわけじゃありません。むしろめちゃくちゃ頻発してその役割を果たします。アクセルが作ったひとつの流れを断ち切って、またアクセルが新しい流れを作る余地を産むという、終わらせるどころか物語がダレないために進めるキャラでもあります。
『アクセルが物語を始める』→『ブレーキが終わらせる』→『アクセルがまた始める』→『ブレーキがまたそれを終わらせる』→……というループで自分は物語が進んでいきますね。
つまりこの二つが揃うことで物語のエンジンになってます。どちらでも片方欠ければ物語が動きません。
最後に『ルールブック』。ルールを敷くキャラです。この役割のキャラがいないと物語が物語としての形を保てません。
野球の試合、満塁埋まってる展開で出てきたエースバッター、こうなれば観客は興奮しますし選手の誰もが緊張しますよね。
なぜそんな状況になったら感情が動くのか。それはここでホームラン打てば4点入るよってルールブックに書いてあるからですね。
こんな風に物語の展開を形作るもの、状況の意味を決定づけるもの、何をしたらいいか、逆に何をしたらダメなのかをキャラに従わせるもの、その全てを背負った役割です。自分は勝手にルールブックって呼んでいるわけですが。
例えば勇者が魔王倒すゲームの王様枠ですね。「勇者よ!我が国は魔王軍の進行によって危機に陥っている!魔王を倒してくるのだ!」といった感じに物語の展開やルールや進行や目的を示していて、完璧にルールブックとしての役割を果たしています。
それから大事なことなのですが、さっき物語が物語としての役割を保てないと書きましたが、物語が物語として進められる状態なら絶対にどこかにルールブックが存在しています。
ちなみに以上の三つの役割を『キャラ』と書きましたが別にキャラで無くてもよかったりします。
医療系の物語であればアクセルは患者、ブレーキは主人公である医者ですが、ルールブックは患者の病状や容態になります。
物語が動かないなって思ったら『アクセル』としてのキャラを生み出したり、物語がダレてるなって思ったら『ブレーキ』の役割を誰かに背負わせたり、物語に締まりが無いなって思ったら『ルールブック』を物語の中から探して調整したりすればいいんじゃないでしょうか。
まあこんなの全部創作初心者の独学でしかないので、いないとは思いますが使用者がいる場合は自己責任でお願いします!
以上、今ストップしてる方の連載作品が詰まることが多すぎて編み出した自己流創作論でした。まさか説得力皆無な長文をここまで目を通した人なんて……いるわけないですよねハハハ。
ふう。いい感じに疲れたな。寝ます!