お疲れ様です。
大変お久しぶりです。
H-3ロケット打ち上げ失敗から、もう本当に散々な1か月半でした。
パワハラにより仲の良かった方の退職。自身の退職勧奨等々……
自動車部品には、本当に多くのノイズがあり、そのノイズがオフスイッチとなる
現象は電子回路では見られる不具合でした。
以前勤めていた会社では、本当にたくさんの技術者様・エンジニア・工作関連(学生さんなど)の方々から、ノイズ対策について多種多様な相談をお受けしていました。
それはもう、電線から電源。それに部品から出るノイズや熱に関するノイズに至るまで様々な……
元は技術の一つの頂点となるロケット産業。
ノイズに関するノウハウを習得されれば、稠密なノイズ対策がなさると信じて今はJAXAを見守ろうと思います。
……現在は今年の飛散量が最悪な花粉で、目から集中力までことごとくオワッテマス。原稿に鼻水落ちて発狂したのも先月下旬。
さて。そんな中で予約済みなので更新だけはずっと続いていますが……
久しぶりに、一人称では分からない電話口における会話がありますので
こちらに全文を掲載します。
※いつも通り、一人称の体裁を崩さないため、
本編では(カッコ)内は切り落としています。
―――――――――――――☆ お二人の会話 ☆――――――――――――――
『優希君。明日のデートなんだけど――』
(『良かった! 金曜日の件どうしても話がしたかったのと、優珠が完全に怒って――じゃなかった。明日僕とデートしてくれるの?』)
『怒ってって……大丈夫なの? ちゃんと話して仲直りはしてくれていないの? 優珠希ちゃん《《も》》、納得してくれていないの?』
デートのお誘いのはずなのに、怒るとか不穏な言葉が聞こえるんだよ。
(『もちろんこの件は明日愛美さんに説明するけど……良かった。明日愛美さんと会えるんだ』)
『会えるも何も、毎週日曜日は優希君とのデートって決まっているじゃない。ただ明日は金曜日冬美さんにデレってしまっていた罰で
私のお買い物に付き合ってもらうつもりしているんだけれど……大丈夫?』
それでも愛さんからデートに誘う時の、照れた表情がとっても色っぽくて空木くんが目に出来なかったのが可愛そうなくらい可愛い。
しかも罰だとか言って、最後は不安そうな顔ものぞかせた愛さんがわたしの手を握ってくれるんだよ。
(『買い物って、明日は愛美さんのスカート、服を買いに――』)
『優希君のエッチ。他の女の子と仲良くして鼻の舌ばっかり伸ばしていたんだから、しっかり反省して私との約束を果たしてくれるまでは
当面スカートは駄目だよ』
んふふ。空木くんの悔しがる姿が目に浮かぶんだよ。
(『え?! でも僕は愛美さんにしか興味はないって何回も言ったし、男としてどうしようもない部分もあるって――』)
『――ちなみに、ここ最近のエッチな優希君の所業は全部朱先輩に話して、優希君の印象は少し変わったからね』
愛さんの変化球を混ぜた独占欲――だからわたしに空木くんの話をしたんだ。そこにあったのがわたしへの純粋な信頼「関係」
じゃないと分かって寂しい気持ちの反面、どれだけ愛さんが空木くんに手を出されたくないのかが分かる一言に、お姉ちゃんとして
応援したくなる気持ちが同時に沸き上がる。
(『……良いよ。僕は愛美さんに好かれたら良いんだから、船倉さんは後回しでも大丈夫だよ』)
『ふぅん。じゃあ私の大切な人は後回しにするんだ……冬美さんには、後輩に教えるためだとか言いながら、ものすごく丁寧に教えていたクセに』
その上でまだ、わたしを大切にして欲しいと空木くんをチクチクする愛さんに、寂しさが紛れてなくなるんだよ。
(『違うんだ! 愛美さんの大切な人を後回しにするとかじゃないんだ! ただ愛美さんを……明日。その話をじっくりさせて欲しい』)
そんな愛さんの幸せそうな表情を目にして、わたしの中の愛さんへの想いが再びあふれ出す。
『だったら、明日のデート中に私を納得させて、優珠希ちゃんも説得して仲直りしてね。でないとスカートも口付けもどんどんお預けになるだけだよ』
しかも楽しそうに、ちゃんと主導権も握って。
(『分かった。じゃあ今から大急ぎで優珠を説得して、明日必ず愛美さんとキスをして、スカート姿を堪能する』)
空木くんが何を言ったのかは分からないけど、愛さんがそっと自分の唇に人差し指を当てる。
『その意気込みは嬉しいけれど、私はスカートでないと駄目なの?』
横で聞いてるわたしですら、心に“きゅん”って来るほど堂に入った声。ちゃんとわたしの答えも入ってる。
(『?! そ! そんな訳ない!! 僕はどんな愛美さんでも好きだし、僕の一番近くで笑ってくれたらそれが一番嬉しいから』)
『!! だったら、明日のデートも二人で笑って楽しもうね』
だけど次の瞬間には、声を失うほど華やいだ声。愛さんの心からの喜びが分かる、伝わる。
(『ありがとう愛美さん。愛美さんから誘ってくれて嬉しかった。この想いを明日直接愛美さんに伝えたいから、明日の時間と場所待ってる』)
『うんっ! 後でメッセージ送るね』
――――――――――――☆ お二人の会話 終わり ☆―――――――――――
筆不精気味ですが、一応死んではおりませんのでよろしくお願いします。
花粉が無くなったら、また集中力と共に懇意にしている作家様の作品を読みに上がらせて頂きます。
今年初!
①顎が外れた! ←自分ではめた!笑!
②濡れた床面で滑って転倒した!!←口から血を吐いてびっくりした!驚!
③花粉が酷くて病院へ行った!!!
よろしくお願いします☆