夢叶「美鎖子ちゃーん、稜ちゃんがぁ!」
美鎖子「前回もこのやり取りやりましたよね?」
稜太郎「放っておいて」
夢叶「あぁ、無視でいこう」
美鎖子「はははっ笑」
スタッフ「5秒前〜 3・2……」
美鎖子「皆さんこんにちは!」
稜太郎「こんにちは」
夢叶「こんにちはぁ!」
美鎖子「オレンジガーベラジオ#8
このラジオでは『橙の扶郎花』の登場人物が本編の枠を飛び越えて、
あんな情報やこんな裏話までをお届けする、“オフショットラジオ”がコンセプトとなっております。
今回は神楽美鎖子と」
稜太郎「三毛稜太郎と」
夢叶「三毛夢叶でお送りします!」
美鎖子「わー!」(拍手)
稜太郎「わー」
夢叶「わー!」(拍手)
美鎖子「ということで早速、今回の企画は!三毛夢叶Q&A!」
稜太郎「わー」
夢叶「わー!」(拍手)
美鎖子「はい、スタッフさんが用意した質問に夢叶ちゃんがどんどん答えていくという…
まぁプロフィール紹介の補足版ですね」
夢叶「こういうところ美鎖子ちゃん冷めてるんだよね」
美鎖子「ははっ笑 それでは早速やってみましょうか!
はい第1問、好きな教科は?」
夢叶「あぁたしかにプロフィール紹介の補足版だわ」
美鎖子「ははは笑」
夢叶「えっとね、算数かなぁ?」
美鎖子「おっ、理系なんですか?」
夢叶「なんかね、覚えたものを使って自分で解いていく感じが好きなんだよね」
美鎖子「なるほど」
稜太郎「…なんで僕の顔見た?」
美鎖子「いやっ笑 暗記の鬼が隣に笑」
夢叶「そうだよね、稜ちゃん暗記しかできないもんね」
稜太郎「そんなことない」
美鎖子「そんなことないですもんねぇ、頑張ったもんねぇ」
夢叶「美鎖子ちゃん、甘やかさないで」
美鎖子「ははは笑 はい、それでは第2問目、好きな色は?」
夢叶「水色」
美鎖子「第3問目、暇な時の過ごし方は?」
夢叶「えっとね、頭の中で極道とかヤンキーものの映画を再生して、稜ちゃんのキャスティングを考えること」
美鎖子「おっ、趣味を生かした暇つぶしですね」
稜太郎「僕暇つぶしって言われてる?」
夢叶「でも暇つぶしで始めたはずが、よく1日が終わってるよね」
美鎖子「おっ、時間泥棒〜」
稜太郎「褒められてる?」
夢叶「あ、これ、ラジオの締めのコメント、今日も私が考えていい?」
美鎖子「あ、どうぞどうぞぉ笑 良かったですか?前回」
夢叶「めちゃくちゃ良かった」
美鎖子「ですって……はは笑 稜ちゃんが黙ったまま、ぴとっと夢叶ちゃんにくっ付きましたけど笑」
夢叶「腕が取れそうでぇす」
美鎖子「はは笑 それでは第4問目、無人島に持っていくなら何?」
夢叶「稜ちゃん」
美鎖子「おっ、ご指名入りましたよ…はい、稜ちゃんが無言でピースしました笑」
夢叶「なんか野生児感があって」
美鎖子「わかります」
夢叶「生きていけそうだよね?」
美鎖子「謎の安心感ですよね」
稜太郎「え?美鎖子も僕?」
美鎖子「いや」
稜太郎「いや?」
美鎖子「キーリングみたいなのに十徳ナイフとファイヤースターターと小さなお鍋?みたいなのとコップ、付けて
それで1個みたいな扱いをしようかと」
夢叶「…凄い、考えたんだね」
美鎖子「はい、私はこれでいこうかと」
夢叶「そのリングに稜ちゃんも付けてあげて」
美鎖子「あー!それなら行けますね」
稜太郎「ひとりで行ってくださーい、僕は夢叶と行きます」
夢叶「あー笑 拗ねた笑」
美鎖子「え、稜ちゃんは何持っていくつもりだったんですか?」
稜太郎「ナイフ…」
夢叶「いや稜ちゃんもかよ」
稜太郎「いや僕は美鎖子連れて行きたいけど、連れて行ったら…なんか…終わりそうだから…」
美鎖子「“終わりそうだから”?」
夢叶「あぁ、美鎖子ちゃんの安全を考慮しての?」
稜太郎「ぅん、美鎖子と訳が違ぅ」
美鎖子「あぁ…ディスられたのか愛を感じたのか笑」
夢叶「言葉選びがね笑」
稜太郎「ううん、愛だよ」
美鎖子「愛でした笑」
稜太郎「僕が脱出すれば良いだけだし」
夢叶「…こういう謎の頼もしさもあるし」
美鎖子「ははは笑 夢叶ちゃんは稜ちゃんと言うことで笑
はいそれでは第5問目、宝物は何ですか?」
夢叶「宝物…家族かな」
美鎖子「素敵…!」
夢叶「あとは任侠映画とかのDVDセット」
美鎖子「大事ですね笑
えぇとそれでは第6問目、入れ替わるのなら誰?」
夢叶「あ、これは夢見ですね」
美鎖子「あっ妹ちゃんに?」
夢叶「あのぉ、ネタバレにならない程度に言うと」
美鎖子「はい笑 お気遣いありがとうございます笑」
夢叶「あの可愛い夢見で、破壊活動を行いたい笑」
美鎖子「ははっ爆笑 三毛家はみんなアグレッシブですよね笑」
夢叶「稜ちゃんくらいじゃない?あまり攻撃的じゃないの」
美鎖子「内向的なのもじゃないですか?」
夢叶「美鎖子ちゃんいなかったらぼっちの人間ね」
稜太郎「え、僕もう帰ろうか?」
美鎖子「ははは笑 まだ時間はありますよ?笑」
稜太郎「褒められて初めて伸びるんです…」
美鎖子「はは笑 なんか言ってますけど笑
第7問目、好きなタイプは何ですか?」
夢叶「タイプね…言うこと聞いてくれる人」
美鎖子「はははははっ!爆笑 すごい想像できるんですけど笑」
夢叶「稜ちゃんはね、変なところで我があるからダメなの」
美鎖子「ははは!笑」
稜太郎「僕振られたんだけど」
美鎖子「はははは!笑」
夢叶「…美鎖子ちゃんツボったね」
美鎖子「いやっははっ笑
我があるって言うのが、分かります笑 意外と引き下がらない時とか笑」
夢叶「言われてんぞ」
稜太郎「僕の我の話で楽しくならないで」
美鎖子「ごめんごめん…ははっ笑
はいっえぇ、従順な方ということで笑」
夢叶「はいそうです」
美鎖子「はいっ笑
えぇ次、第8問目、何フェチ?」
夢叶「これはサングラスが似合う顔フェチ」
美鎖子「サングラスソムリエですもんね笑」
夢叶「はい、自負しております」
美鎖子「自負してるんですか笑
はい9問目、宝くじが当たったら何がしたい?」
夢叶「えぇ、稜ちゃん主演のヤンキー映画を作る」
美鎖子「壮大!」
夢叶「監督・脚本・演出、全部私」
美鎖子「ははは笑」
夢叶「キャストさんはマジでガチガチに固める」
美鎖子「おぉ!本格的に!」
夢叶「めっちゃ良いカメラで撮るし、ちゃんと稽古してもらって、ワイヤーとか使わない、リアルを追求した映画を撮るわ」
美鎖子「ですって」
稜太郎「ご期待に添えるよう頑張ります」
美鎖子「ははは笑 意外とノリ気」
稜太郎「いや“我”を出してないだけ」
美鎖子「はははっ笑 意外と気にしてたんですね笑
はいそれではラスト!」
夢叶「おぉもうラスト」
稜太郎「もうちょっと続けよ」
美鎖子「帰りたいって言ってたけど?」
稜太郎「“帰ろうか”とは言った」
夢叶「はい揚げ足〜」
美鎖子「シラける〜」
稜太郎「本当帰ろうか?」
美鎖子「はははっ笑 ほら最後に台詞があるから、待っててくださいよ…ふふっ、稜ちゃんがムスッとした顔でこちらを見てますが、
第10問目!『橙の扶郎花』で1番お気に入りのシーンは?」
夢叶「えぇ、まだ出てない!」
美鎖子「ははは!笑 じゃぁ、撮ってて楽しかったシーンは?」
夢叶「えぇ、お蔵入りになった人生ゲーム回」
美鎖子「ははははっ!笑 稜ちゃんが2回とも大量の借金を抱え込んだ?」
夢叶「はい、またやりたいですね笑」
稜太郎「今度は大富豪になるから」
美鎖子「はは笑
はい、全問終了しましたけれど、いかがでしたか?」
夢叶「たのしかったです」
美鎖子「ははは笑 小さい子の真似してましたけど、稜ちゃんは?」
稜太郎「かえりたいです」
美鎖子「ははははは!笑 えぇ稜ちゃんが帰りたくなっちゃたみたいなので、終わりたいと思います笑
えぇっと次回の『橙の扶郎花』は9月30日になります。
更新話数は2束50輪と51輪の2話ですね」
夢叶「この回からちょっとね」
美鎖子「ぅん…稜ちゃんが夢叶ちゃんにね、今ぴったりくっ付いている理由が分かります、ね?」
夢叶「それはネタバ…」
美鎖子「はいということで笑」
稜太郎「誤魔化した」
美鎖子「夢叶ちゃん、台詞指定しましたか?」
夢叶「あ、私のせいにした」
美鎖子「ははは笑 そんなことないですよ」
夢叶「もう書いてますぅ」
美鎖子「あ、失礼しました笑
それでは皆さん、またお会いしましょう!
ここまでのお相手は神楽美鎖子と?」
夢叶「三毛夢叶と」
稜太郎「三毛稜太郎でした
『黙って守られろ』」
美鎖子「ヒャーー」
美鎖子「またねーははははは笑」
稜太郎「またねー」
夢叶「またねーははは笑」
スタッフ「はい、お疲れ様で〜す」
夢叶「変な声出た、変な声笑」
美鎖子「だってあの、稜ちゃんと夢叶ちゃん隣に座ってるじゃないですか!私向かいに座ってるから、威力が!威力が!」
夢叶「威力笑」
稜太郎「良かったのこれは?」
美鎖子「目覚ましにしたい」
夢叶「美鎖子ちゃんそれでも起きないでしょうが笑」
『橙の扶郎花』URL:
https://kakuyomu.jp/works/16818093073756159296