• 異世界ファンタジー

鳩の縛め 第五十一話投稿しました。 素人は憧れましょう。

五十一話投稿です。
https://kakuyomu.jp/works/16817330668475992132

カクヨムコン本棚
ご自由にどうぞ。
https://kakuyomu.jp/users/benzenringp/news/16818093089537974595


残すところあと二話となりました。
二話ともイラスト紹介となるので、こうして投稿報告と共にブログ的なことを書くのは最後ですね。

昨年のWBCで大谷翔平選手が放った「憧れるのをやめましょう」という言葉に導かれるように侍ジャパンは世界一になりました。
一番になるために憧れてはダメ。私もこの言葉には唸らされました。

一方で私が小説を書き始めたのは憧れが原動力になっていますね。
何度か触れている気がしますが、上橋菜穂子著の「獣の奏者」に大きな憧れを抱いています。

で、思ったのが素人は憧れから始めたら良いんだと言うことです。
誰かに勝つのが目的ではありません。何かを超える必要なんてないんです。
自分の中でより良いものを作る。その良いものの理想形に憧れれば良いのです。

この記事をお読みになっている方も何かの憧れから執筆をはじめられたのではないでしょうか。
憧れと言っても、執筆においてその形は様々なんだと思います。

・特定の作品、筆者への憧れ(私はこのパターン)
・印税生活への憧れ
・有名人への憧れ
・書籍化、アニメ化への憧れ

どの形でも良いと思うんです。
ただ、憧れに見合う手段を見出すべきかなと考えています。

私の場合、オリジナル性の強い長編和風ファンタジーを完結させたいと言うのが第一でした。
結果的に、カクヨムという媒体で投稿を続けたのは憧れに合致した手段だったと感じています。
完結させるにしても、全く読み手からの反応が無ければモチベーションは下がります。
しかしながらカクヨムにおいてはコメント頂く機会が多く、それに伴いなんとしてでも完結させてやろうという意欲を持ち続けることができました。
本当にありがとうございました。

書籍化、アニメ化への憧れを持つ方もカクヨムは良い媒体だと考えています。
言ってもやはり異世界追放系が強い今日ですから、需要に見合う作品を作れば憧れには近づけるのだろうと思っています。
「憧れに見合う手段」とはすなわち市場調査と言えるでしょう。

それでもなお脱テンプレしたうえで、書籍化にこぎつけたいと考えるのなら読者選考を含まない一般公募が適しているのかなというのが正直な考えです。
カクヨムはそのためのステップアップには活用できると思います。
読者のコメントを参照しながらより良い形へ精度を上げ、それを公募にだすという感じですね。
瞬発力はありませんが、これも憧れに見合う手段となると思います。


良ければ執筆において抱いていた憧れを教えて頂ければと思います。

6件のコメント

  • 掛け値や冗談抜きに、ベンゼン環Pさんのように上手い伏線の貼り方や会話、地の分の魅せ方に憧れます!

  • 燈乃さん
    お褒め頂きありがとうございます。
    まああまり日常系には適さない作風だとは思いますが。
  • お言葉、胸に響き、染み入りました!
    まだまだ憧れの域を出ないけれど、いつかはこれぞ私! と言えるようになりたいです!
  • 牛河さん
    趣味と言うものはいつでも辞められるだけあって、何か原動力が無いと続かないんですよね。そんな時に憧れの存在があると自然と体は動くのかなと思ってます。
  • 自分は「物語を作れる人って凄い!」とずっと考えています。
    なのでベンゼン環P 様と同様、筆者への憧れとなりそうです。
    多過ぎて特定の人は挙げられませんが、有名どころの純文学を読み漁っています。語彙力も付くし、一石二鳥だなと考えています。

    それともう一つ、自分の場合は「生きる道が欲しい」と思っていました。小説を書くことを趣味にしたら、完結するまで継続する努力が起きる気がしていました。

    自分の作品は、十三部構成です。すべてが完結するよりも、先に寿命が来てしまいそうな気がしています(笑)

    つまり、自分は自分と戦っているようです。それが生きる原動力にもなっているので、「執筆活動って良いなぁ」と思っています。

    一時期は書籍化にも憧れていましたが、仰る通りテンプレ作品以外は、中々日の目を見るのは難しそうですね。
    一般公募も考えましたが、自分の作品は『異世界転移』を含んでいます。これだけで、非テンプレ作品にも応募ができないという、残念な状況になっています(笑)
    なので、いつか自分用だけに本を作って、一人書籍化した気分に浸ろうかなと思っています(笑)

    とりあえず、完結を目指しています。見通しだと、現在の物語は来年の秋ごろに終わりそうです。いつでも良いので、また来てくださると幸いです。
  • Hs0さん

    普段純文学を読まれるんですね。芥川賞が純文学を対象としたものだとは認識していますがあまり触れたことがない分野です。見聞を広めるために読んだ方が良いのだろうとは思っていますが。

    生きる道が欲しい、すごく良い動機だと思いました。
    私も本作を書くまでに何度か小説を書こうとして挫折していましたが、ラストのプロットまでできるとなんとしてでも完結させようと言う意欲が湧きました。仕事もつらいけど、カクヨムの閲覧を楽しみに生きていたところがありますね。

    十三部構成というと、今のpart1から数えてpart13まであると言うことですか……。すさまじい展望ですね。
    ある程度構想はあると言うことだと思いますが、まるでジョジョのような壮大さですね。
    これを完結となるとたしかに自分との戦いと言えそうですね。
    それこそ寿命との戦いとも。

    カクヨムにおいてどうしてもテンプレ作品が強いですね。
    時代が我々に追いつけばあるいは?
    一般公募の中にもテーマが与えられているものがありますよね。書きたいものを書くと言うより、テーマに合わせて物語を考えなくてはならないという。
    13部分本を作ればその冊子を見ただけで達成感とともにやにやしてしまいそうな気がします。

    来年からは子育ても本格的に始まるのでログインの頻度は落ちると思いますがゆっくりと読ませて頂こうかと思います。
    執筆応援いたします。
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