三十九話投稿です。
https://kakuyomu.jp/works/16817330668475992132これにて三章完結です。
残りは四章十三話 + 終章一話となります。
裏では終盤近くまで書き上げています。
どうにかエタらずに完結させる目途が立ってきました。
ここまで本当にありがとうございます。
三章のラスト飾るイラストをきらきらうさぎさん(X : @popcorn_888m)に描いて頂きました。
壮大なネタバレを含みますので、継続して読んでくださっている方はご注意ください。
という訳でようやくユミとキリとの再会です。
出会った当初は13歳のユミと11歳のキリという関係でしたが、空白の6年間で背丈が逆転しました。
べたな展開ではありますが、おねしょた作品を書く上ではやっておきたい描写ですよね。
ユミの背後は森で暗く、キリの背後は明るくなっていますね。
絶望から希望に向かって歩んで行くのだというユミとキリの気持ちが現れています。
ユミが本当に幸せそうな笑顔を浮かべており、本当にずっと会いたかったんだなと思わせます。
キリも動揺していますがユミを受け止めるしかないのです。
額に浮かぶ痣が不穏なんですけどね……。
二人とも腰にはしっかりとがま口のポーチがついています。
キリのは優しい父親に貰ったもの、ユミのものはミズが働く店で目聡く見つけ出し、ギンに貢がせたものです。
ギンもこのユミの笑顔を見たら報われるんじゃないでしょうかしらんけど。
そしてポイントとしてはキリの髪形ですね。
長髪になっています。そしてユミのつけていた赤いリボンを結わえているのです。
赤いリボンとなると女の子感が出てしまうかと思っていましたが、きらきらうさぎさんが見事にバランスよく表現して下さいました。
対照的にユミの髪にはキリのタスキが結われています。
お互いの気持ちが強く結ばれていた、そんな表現をしたかったのです。
四章のイラストも依頼中です。
私も楽しみにしております。
どうかコメントできらきらうさぎさんを称えて頂けると幸いです。