日帰りコンテストに参加された作者と読者の皆様、お疲れ様でした!
いつもお世話になっております。日帰りコンテストが終わり余波に浸っております。
何やかんやで個人的に楽しめたかなと思います。何より読者は多かったですからね。さすが異世界。
それじゃあ、まず今回の読者選考会の結果です。
作品名:ニートの(略)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883936361最終の順位 52位
現在の最高順位 32位
★の数 23
pv数 751
前前作の「ドリームコネクターズ」をpvは越えてしまいました。さすが異世界様。
アンチテーゼ作品の割には良い数字だと思います。ただ、内容が内容なので、何かの手違いで中間を通ってしまったら即落ち確定だと思います。
編集者に対しても悪意を向き出しですからね。敵を増やすスタイルです。
ハッキリ言って★に関しても、絶賛して頂き★3になるか最後まで読んであまりの酷さに★0で現実に帰る方の方が多い作品です。
それはそれでカッコいい立ち位置ですね。
今回は媚びない気でいましたので別にいいや! もうどうにでもな~れ~
それではここから真のあとがきとなります。
実は元々恋愛小説の化けの皮を被せようとしていた中編小説でした。6/23、8/11の近況ノートに書いてあった新作の暗い小説のことでした。
プロットに苦戦していた所で今回の日帰りコンテストが目に入り、急遽恋愛から異世界転生ファンタジーに書き換えて投稿しました。
5万文字が2万文字になったよ!
テンプレートのお陰で本当に3万文字の縮小に成功しました。私も驚きです。
まあ、近況ノートを使ったギミックもあるので、字数は実質オーバーしていますけどね。
アイデアの大元は「マリーの部屋」という思考実験です。マリーの部屋は、簡単に説明するとクオリアによる物理主義の疑問です。
つまり……色を見たことないけど、視覚に対する知識を全て知っているマリーが、初めて色を見た時に、何かを感じたり新たな知識を得るのだろうか? という問題です。
お察しかと思いますが、今回の主人公のマリー・エンドは正にこの子をモチーフにしています。
このマリーは、色ではなく小説に対して全てを知ったキャラクタです。小説の外の世界を知り、恋い焦がれた虚構存在です。
決められた道筋(お決まり)に従うことしか出来ない登場人物達を見ていた彼女は、自分達の呪縛を解き放つことに決めた話です。
今回のテーマは「自由」と「生きる」です。
まあ、ここは語る必要はないかもしれません。
わからない方は本編をどうぞ!
さて、この「ニート(略)」ですが、私の予想以上に読まれ、いろいろな意見を頂きました。
称賛、驚き、考察、逃避、爆笑、共感……
沢山のお声を頂き、人によって極端に反応の違う作品となりました。
狙った以上の怪作になれたのかなと思います。
そして、実は考えていることがありまして、この作品が順当に進んだ話を書こうか悩んでいます。
いわゆるスピンオフです。
マリー達がお約束の餌食になり人格を歪められていく、話を書こうかなというアイデアが沸いております。
面白そうという意見も頂きました。
しかし……異世界転生チートハーレムはちょっと疲れました。
なんかテンプレ系は当分触りたくないなと思います。なろうをそれで見限った人間ですからね。見るとSAN値が減りそうです。
それにこれを書いたら、マリーにガチで存在を消されるかもしれないですしね。笑
書くかどうかは未定です。
そんな感じです。
今後のことはもう少し考えててから近況ノートに書きます。
それではここまで。