妻が前から観たいと言っていた「1リットルの涙」
TSUTAYAにあったので借りてきて観た。
放送自体は2005年で、ドラマは知らなかったけど、「粉雪」は大ヒットしてたのでよく知ってたしCDも買った。
主演は沢尻エリカだが、僕が彼女を知ったのは「手紙」だったけれど、演技は素晴らしく、初主演とは思えない程。
内容は、脊髄小脳変性症という難病を患った木藤亜也さんが残した「日記」をベースに制作された基本実話である。
ドラマは勿論感動的ではあったけれど、そもそも実話の方は昭和時代の話で、御本人は昭和63年に亡くなっているのだが、その時代の話を05年当時の時代設定で作ってあり(携帯電話等が出てくる)なおかつ、そこから18年もの歳月が流れて僕らは観てるので、
お父さんの台詞や考え方に現代とはズレたものを感じるし、障がい者手帳の受け止め方や、(ドラマ内)世間の車椅子や難病の方への色眼鏡で見るような描写、家族への告知の感じ等々が、やっぱり今ならそうじゃないよね?という感じがした。
逆に言うと世の中が良い方向に進んでいるという裏付けにもなるだろうけど。
なので、時代設定も実年齢に合わせたものだったらまた違う印象もあったのかもしれない。
とはいえ、ドラマは感動的だったし、未見の方にはオススメしたい作品ですね。