https://youtu.be/Opahrloe2AM今日、Twitterで東京キッドブラザースの公演映像が沢山あることを知り、僕が昔観た公演を探すと、簡単に見つかり、猛烈に感動した朝となった。
大分前にネット検索ではなんとなく東京キッドブラザースの公演リストは見つけてはいたものの、今回のように映像は無かったので僕が観たのはこれか?などと疑心暗鬼であったのだ。
作品名も忘れてしまっていたし。
そんなわけで、僕が観たのは 1995年で、↑ の作品に間違いない。
東京湾花火大会の日だったことも覚えてる。
峯のぼるさんもいた。
何故それを観たのかと言うと、当時知り合いにその東京キッドブラザースの研修生になったばかりの女性がいて、その人からチケットを買って観に行ったのだ。(研修生ということでチケットを売るようにと渡されたとかで)
確かにチケ代は4000円くらいしたと思うし、日程も2ヶ月くらい、ほぼ毎日公演があり、それで客埋まるの?なんて思いながら連れと観に行った。
客席はレストランの店内のように円テーブルが置かれていた。
僕らは後ろの方だったが、劇が始まって間もなく、演者がステージから降りてきて僕らに、「一番前のテーブルへどうぞ」と促してくれたのだ。
演出上、そこが空席になってるのもまずいと思ったのかはわからんけど、ラッキーにも僕らは最前列で観た。
そもそもミュージカルなんてのは興味もなく初見だったのだが、終わってみれば、ミュージカル良かったなあ!と大変な満足気分だった。
芝居のストーリーなどは忘れてしまったが、舞台上の演者全員が恐らく30歳前後の若者で占められていた中、一世代上の「おじさん」がいて、その若者たちに負けないダンスを披露していたのが今でも記憶にあり、それを後年ネット検索した時、「峯のぼる」さんだったと知ったのだ。
終演後、客席にしばらくいたら、演者さんが普通に降りてきて知り合いなのか立ち話を始めていたので、僕も、一言、心に残ったシーンを演じていた女性に「◯◯のシーン良かったですよ~」と言ったら手を胸に当てて喜んでくれたり。
その後受付の横をすり抜けた時、峯さんがいらして、何故だか気さくに話しかけてこられたので、なんとなくそこで立ち話をさせてもらった。
僕は、ダンス凄かったです、というといやいやもう若くないからね、みたいに謙遜はされてましたし、僕にも「君はバンドとか、やってるの?」なんて言ってくれたりとか。
本当いい人だったなあ。
カーテンコール時、リーダー?の女性がステージ上から、我々は貧乏劇団だけど、皆さんの応援があって、ここまでやれてます、ありがとうございました!みたいに情熱的に話してたのも印象深かった。
僕は今、ユカイさんのおかげ?で(笑)
多くのミュージカルを観劇しているが、その取っ掛かりは1995年の東京キッドブラザースの「スリーチルドレン」だったのだ。