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馬の見つめた先へ 裏話

こんばんわ!

馬の見つめた先へ、実はモデルとなったことがあります。
それは、「相馬野馬追」の起源です。

調べてみたところ

相馬野馬追は鎌倉開府前、平将門が現在の千葉県松戸市に野生馬を放し、敵兵に見立てて軍事訓練として発祥した、と言われています。
鎌倉幕府成立後は軍事訓練が一切取り締まられたものの、この相馬野馬追はあくまで神事という名目でまかり通ったため、脈々と続けられたと言われており、公的行事としての傾向が強くなったのは、江戸時代の相馬忠胤による軍制改革と、相馬昌胤による祭典化以降と考えられております(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E9%A6%AC%E9%87%8E%E9%A6%AC%E8%BF%BD)

実は私も相馬野馬追は何度か見たことがあるのです。
地元ではないので、詳しいことはあまりお話できません。
じゃあなぜ見たことがあるのか?実は血縁者が南相馬出身なのです。とある夏、お墓参りを兼ねた里帰りに同行した際、野馬追を拝見した、という理由です。
野馬懸と言って、目の前で裸馬を追う姿は本当に迫力がありますよ!
もし、見に行ける方はぜひ見ていただきたいですね。※例年7月下旬頃です。

第7話『訓練』の後半でも実は、ちらっと出ております。
空を舞う旗を争奪する、これは「神旗争奪戦」がモデルとなっております。
私が見た時は小さい頃(10代前半)でしたが、旗を発出される音、そしてそれを甲冑を着て飾り馬に乗った武者たちが奪い合う姿、これは非常に目に焼き付いております。
それをいつか何らかの形でお伝えしたい、この思いが叶ったお話でした。

それでは、次回のノートでは登場人物に関してお話していきましょう。

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