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「ギルダ、あるいは百年の空白」第3章3話開始いたしました

「ギルダ、あるいは百年の空白」第3章2話完了、3話開始いたしました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330650654309052


先日からうだうだ言っていたカクコムコンの件、無事10万字突破いたしまして結局参加してみることに。
引っかかってた応募規約の件は完全に自分の勘違い、というか読み込み不足で、「連載中の作品は応募締め切り後の更新は評価対象外」という文言、締切後に何か書き足すとそこで作品自体が規約違反になるのだと思い込んでましたが、1/31以降に追加投稿した分は評価外になりますよ、という意味のようです。となればやはり後半そこから先面白くなるんですよ!は通用しないという事で(締め切り時点でその部分の原稿が存在しないのなら当たり前ですが)、それが嫌なら今からでも全話投稿完了させなさい、ということなんでしょうけどね……。
まあ慌てて下書き状態のまま公開してもしょうがないので、地道にやっていきたいと思います……。

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第2章までは姫殿下を守って同じ人造人間と対決する、というエンタテインメント色の強い展開でしたが、この第3章は出産、子育てとギルダにとっての人生のイベントごとが続きます。
そもそも人造人間であるギルダにそういう事をちゃんとこなせてあげられるのか、フレデリクは現代の尺度でいうとガチのクズ男という事になりますが一連の下りをこういうトーンでまとめるのが昨今のMeTooな風潮で許されるのか否か、という不安がどうしても拭えず、子育てにしてもそこまで突っ込んだ描写には至ってはいないと思いますが現実の社会制度からある程度デフォルメの利くようなファンタジー作品であくまでフィクションとして描いていても「そんな簡単な話じゃねえよ!」と怒りのツッコミが多数寄せられるというのが著名作品などでも事例として目にしますので、本作もそういったお叱りを受けなければいいな、と戦々恐々としておりますが……。

3章2話にて娘の名前を決めるに当たって、本から引用したギルダですが、ここで出てくる「彼らの氏族は……」云々のフレーズ、じつは昔書いたまったく無関係な短編からの引用というか、流用だったりします。
で、その短編の方でも実はさらにさかのぼって昔々に手掛けて未完に終わったとあるリレー小説にて私の担当回で勝手に付け足した設定からの流用だったりします。短編の方は私が昔管理していた個人サイトに今でも掲載があるのですが、リレー小説については掲載されていた個人サイト様が現存せず、自分の担当回の原稿も手元に残っているかどうかもあやしい……というわけでやはりこの設定については勿体無いと思って色々使い回したかったんだろうな、と我ながら思います。というか、「子供の名前を本から引用する」というアイデアでプロットを埋めるのに仮に引用しただけで中身はあとで別に考えるつもりだったのかも知れませんが、すっかり忘れてそのまま流用した形となりました。そういった設定引用がまずあってその次にそこからリアンの名前を引用した形になりますが、当初構想では短編くらいの尺で「ギルダの娘」という以上に掘り下げるつもりも無かったキャラなので、ちょっと適当にネーミングしてしまったかなと後から反省……。

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