有馬　礼

二本の脚で歩いて。しかも若返って。 人格をほぼ完璧に再現したと言うその存在と「私」はどう対峙すべきなのだろう。

イセカイフドキ様による「ファンタジックお題メーカー（ライト・ヘヴィ）」（https://shindanmaker.com/1194949）（https://shindanmake…

人格が「人格データベース機関」に保存されるようになり、人は肉体の死後も消滅することはなくなった。既に肉体を持たなくなった女と人工知性体は、楽土からの逃亡を図る。

ヴォルフが何か企んでいる。それは間違いない。最近アウゲの周りに漂っている意図を含んだ空気の正体が掴めない。ヴォルフからアウゲへのサプライズとは。

南の島のリゾートに行きたい。アウゲの水着姿が見たい。ところでアウゲは泳げるのだろうか？　多分泳げない。でも、明るい陽射しの下でちょっと冷たい海に入っていちゃいちゃしたい。そうだ、…

人の国では、自らの発する毒素のせいで「蠱毒の者」と呼ばれ、遠ざけられてきたアウゲ・ギュンターローゲ。故国は王族に生まれる蠱毒の者を魔王の伴侶として差し出すことで魔界の庇護を受け、…

ええ、ええ。もうわかりました。推し活でもトンカツでも、お好きになさってください。そもそもご本人がすぐそこにいらっしゃるにも関わらずなぜそのようなものが必要なのか、その合理的な理由…

新年祝賀の宴に向けて、アウゲはダンスの猛練習を行う。魔界の新年祝賀の宴の真の意味とは……？ この作品は「蠱毒姫」の番外編であり、これ自体が壮大なネタバレを含みます。

第１部 　狼憑きの青年・バルクは、仲間と共に聖域とされる洞窟に侵入し、その主人である神獣を呼び覚ましてしまう。辛うじて生き残った彼を救ったのは、精霊使いの守護者・リコ。二人は目覚…

　参加者もいないままに祝祭を続ける仮想の街。そこに消えてしまった恋人を探す男と、自分に足りないものを探している仮想の魔女。

（本作は拙作「蠱毒姫」の番外編となっており、この作品自体が壮大なネタバレです） 　蜥蜴型魔族メーアメーアがアウゲとヴォルフを連れて行ったのは、魔力的な攻撃を受けていると思われる…

レジスタンスの諜報員である赤ずきんは、今日も森を抜けておばあさんの家にワインとケーキを持っていく。

竹から生まれたかぐや姫の美しさは、やがて都にまで響き渡る。その噂を聞いた５人の貴公子たちに姫が要求した宝物とは。

戦争で親を失った孤児たちのリーダー、サトル。メグミは彼に幼い憧れを抱いている。ある日サトルがメグミに食べさせてくれたのは、紛い物の文明の味。

ギュンターローゲ王国第三王女アウゲは、全身から毒を放出する「蠱毒の者」。彼女の毒にさらされていると、手足に痺れが出始め、やがては死に至る。肌を見せず、マスクをつけて過ごしているが…

音速の ホワイトデーが どんぶらこ ※自主企画「チョコ俳句スロットでお話を書こう！」に参加させていただきたくて書きました！　楽しい企画ありがとうございます。 ジャンルSF…？…

かつてくち悪パワー系幼女、今くち悪パワー系女子のレイフは、精霊使いにして光の世界からやってきた来訪者。誰も彼もレイフを神聖なもの、近寄り難いものとして崇めてくる。うるっせえばーー…

そこは楽園となるはずだったのに。全ての人が永遠の平和と繁栄を夢見ていたはずなのに。どうしてこうなってしまったのだろう。今やそこにあるのは破壊され尽くした自然と、目的と化した戦争の…