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「エルフの姫」第2章あとがき

どうもー。
弓チョコ〜です。

第2章終わりましたねえ。
あとがきです。

「自由という重い責任」

さて、楽園という地獄の成り立ちと自身の出生を知り、巣立ちをしたエルル。

いきなりレイプされ、さらには殺人等の罪で裁判沙汰にと。

激烈な歓迎を受けました。

自由とは。「なんだか楽で素晴らしいもの」では、全く無いです。
「何もかもが自分の責任であり、誰にも文句を言えない」ということです。
その代わりに、「やりたいことなんでもできる」というもの。

捕まるのが嫌でないなら犯罪はいくらでもできます。それと同じ。
犯罪をしたら捕まって刑を受ける。当然ですよね。
そして、刑から逃げられる力があるのなら、逃げることもまた自由。

その責任が最終的にどのように重くなるかなど、今のエルルは考えにありません。

これがこの世界の現実です。

さらには、11歳である彼女には「月経」が起こりました。しかも、色んな症状と併発して、随分と重いみたいです。

ここ、例えば少年ジャンプだとNGですよね。ヒロインの月経なんて描写はタブーでしょう。

しかし、本作品は性別差を扱うので、これくらいは当然なのです。

エルルの道は苦難の連続です。しかし、この道を選んだのは他でもないエルル自身。

どうか応援してくださると幸いです。
次章は、また大きな苦難と、そして一縷の望みが彼女に与えられます。
また、この道の報酬ともいうべき、「冒険の楽しさ」もあります。
さらには、エルルが思ってもみないような「強い女性」が現れます。

お楽しみに。

それでは、また。

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