と、その前に――
いやね、エッセイ『ちょっぴり奇妙……❓な日々是々』の最新話第11話での話の後。
正確に言うと、その時の気分だったり、自室に洗濯物を干している時などに仏間で寝ていた。だから自室と半々くらいに寝室として使っていたのかな。
なんだけど、またもや仏間で怖い夢を見た (;´Д`A ```
今回は夜でも朝でもなく、ちょっと昼寝じゃなくて夕方眠くて横になってたんだけど、めちゃリアルで始め夢だと気がつかない上に意外なオチが!?
いやもうこれは 仏間で寝られないんじゃないのか……?
悪夢ってそりゃあ仏間でなくても見るけど、なんか霊的な生々しい夢って、私の場合圧倒的に仏間が多いんだよねえ💧
もう無理して仏間で寝なくてもいいんじゃない。
ただ自室は難を言えば狭いのはともかく、角部屋のせいか今の季節寒いんだよね~(´-∀-`;)
それに改めて思い出すと怖いだけじゃなかったし、色々と意味深に考えさせられた。
金縛り要素はないけど エッセイ『夏だ! お盆だ!』 の方で書こうかな。
同エッセイがだんだん金縛り限定じゃなくなるかも知れなくてすみませんが、比較的怖いネタということで(^^;ゞ
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そして次は、タイトルにあった犬の夢。
これは先の仏間の件があって、また自室オンリーで寝るようになったついこの間に見た夢である。
書いておいてなんだけど、ホントに愛犬家の方には内容がブラックなので、危なかったらブラウザバックして――💦
ただ感じた限りワンコの雰囲気は普通だった、とだけ先に言っておこう。
はい、ではとても短い夢なので前書きはこれくらいにして。
いつの間にか私は誰だか知らないお家にお邪魔している。
そこはよくある日本家屋で、広くはないが庭とそれに並行して縁側がある。
簡単に言うと、サザエさん宅をイメージしてもらえればまず間違いない。
時間は朝か昼、とにかくガラス戸越しに陽の光が射しこんでいて、真っ直ぐに伸びた廊下は明るい。
その板敷の廊下に出たところで夢の記憶のスタートだ。
「もう○○(犬の名)も、もちろん歳だからねえ」
隣にいつの間にか70代くらいのお爺さんが一緒にいた。
「だけどやっぱり一日でも元気に長生きして欲しいから」
そう言ってお爺さんは先のガラス戸のほうに顔を向けた。
そこにこの家の愛犬○○がいた。
縁側と外を仕切るガラス戸のところで、柴犬の《生首》が外を見ていた。
ガラス戸は胸の高さまでは曇りガラスで、その上から外が見える透明ガラスだ。柴犬は首輪に繋がった鎖で、その上辺の鴨居からぶら下がっていた。
ただその様子は吊り下げられているというよりは、見えない体に支えられているかのように、普通に首を持ち上げている犬のそれである。
毛は狐色で白い被毛とハッキリしている。動物の年齢はよくわからないが、毛艶も良く、とても老犬とは思えない毛並みだ。
○○自身は外を眺めるのに意識がいっているようで、黒い瞳が時々動いているだけ。(チラッと横に白目部分が現れる)
どうやら直前にお爺さんに聞いたらしい話によると、○○はかなりの齢で、すっかり体が弱ってとうとういけなくなってしまったらしい。
このままでは多臓器不全とか色々と辛い状態になってしまうので、思い切って切断手術をしたとのこと。
悪い部分を全部取っ払ったので、栄養が綺麗に回るようになってこんな風に若返ったのか。首だけだし。
元気そうで何よりだが、肉球はもう触れないんだなあ……。
ふと気になって首の付け根の裏側を見てみた。
底にもちろん肉球も無いが切り取った傷口もない。
白いボアのような短めのモコモコの毛で覆われているだけだった。
凄いな、この手術やった医者! 夢の中であらためて感心していたら目が覚めた。
……これはどうなんだろう。
ビジュアル的にはアレなんだけど、イメージ的には明るい縁側で語られる、老人と犬のほっこり的な?? 古き良き昭和の1ページというところか。
うう~ん、リアルな話、あの状態じゃ栄養摂れないだろ。
有名な『魍魎の匣』でだって、大変な装置が必要という設定だったし、ましてやワンコ自身、あんな姿で生きて幸せなのか? もう飼い主のエゴじゃないのだろうか。
あの姿はもう生物として一線を越えているだろう💧(まあ夢ですけど)
これも色々と考えさせられる夢だったなあ。
医療の発展も願いたいが、まず本人の希望が聞ける装置が必要だと思った。
ただホントに○○、普通に可愛い横顔で自然体だったのが救い。
けどなんで柴犬なんだろ。最近、柴子犬動画を良く見てるからだろうか? 当たり前のことに○○は成犬だったが。
柴子犬はつい見ちゃうんだよなあ~~。子犬はチャームの魔力を持ってるから( ̄▽ ̄;)魔物だったらヤバい奴だよ、まったく。