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最近見た怖かった映画⚡『 ロア ~奇妙な伝説 』*ネタバレあり

 ちょっとリハビリをかねてまたまた近況を書いております。創作よりエッセイ、このような呟きのほうが書きやすいので。

 今回見た映画『ロア ~奇妙な伝説』は映画というよりドキュメント・アンソロジーといったところ。
 各国の伝承や実際にあった事件などを、ナレーション入りのアニメーションや写真、再現ドラマなどで紹介してます。
 大雑把にテレビ番組の『アンビリバボー』や『世界仰天ニュース』系かな。

 ちなみにシーズン2はドラマだけになってしまって、全然別物と言う感じに💧
 なんだろ、シーズン1の見せ方が良かっただけに、とても残念。
 ただ、毎回監督が違うのか、カメラワークとかが結構良い場合もあり。

 アマプラで吹き替え版もあったので、気分転換とBGM代わりに気軽にみれるなと初めて観てみました。
 
 こっわ………… ::((|||゚Д゚))::
 すいません、古くさそうとか思ってちょっとナメてました……💧

 いや、なにが神経に来るって、これが実話だってこと。
 ただのホラー映画だったり、事実を元にしたフィクションですとかいうならまだしも、実際にあった話の群像劇なんすよ。

 ほとんどがホラーじゃなくて、伝承や迷信に惑わされた人達が暴走しちゃったヒト怖系ですが、それにしてもすでにオカルトの域でしょう、これは。

 迷信とはまた違うのだろうけど、医学の混迷を現した『第2話 恐怖の手術』

 昔の精神病院が酷かったのは知っていた。
 素人目にもダメだろって思う、昔の『電気痙攣療法』
 麻酔無し、台に縛り付けマウスピース噛ませて、こめかみに電気ショック。
 脳ミソ焼けちゃう……(;´Д`)拷問と何が違うのか。
 今はちゃんとしてるようだけどね、昔は手探りだったから……。

 そこで出てきた何かで絵は見た事があったのだけど、詳しい内容はしらなかった『経眼窩ロボトミー』

 いやあ、実際に動画で見て絶句! 
 なんやこれっ!? ((;●Д〇))ガクブル……
 都市伝説じゃない?! 麻酔なし?!! 電気ショックで麻痺させてからのアイスピックで――あり得ないだろ、……いや、この時代は有効と信じられていたようだから。それにしても生理的にもゾワゾワするぅ~~💦

『13+』のレーティングされているけど、これもっと上じゃない?
 少なくともシーズン2を『16+』とするなら、こっちもそうした方がいいと思うレベルなんだが。
 個人差ありなのかな……。

『経眼窩ロボトミー』
 興味あってエグいの大丈夫な人だけ、ググってね。

 それから唯一このシリーズで、真っ向ホラーの『第6話 封印された箱』
 後で知ったのだがこれは『チャイルドプレイ』の元ネタになったお人形の話だった。

 で、ふんふんと、ドラマが終わって最後、かのお人形はアメリカ・キーウエストにある博物館で展示されているとな。
 
 何ですとっ?! 普通そういうのは教会の担当になるもんなんじゃないの??!

 そこで実際の博物館の映像。
 かのお人形はガラスケースの中にしっかり収まっている。
 まわりには彼への手紙が一杯。かなりの人気者のようだ。
 見るだけじゃなく、彼と記念撮影をする人もしばしば。

 だがその壁には注意書きが――
『撮る際は、彼に挨拶して承諾を得る事。出ないと不幸が起こる可能性があります』

 続いて後ろの壁にベタベタと張られた手紙たち。
『勝手に撮ってすいませんでした……』
『ごめんなさい、ごめんなさい――』
『お願い、もう呪うの止めて――』

 ギャアアアアァァーーー!!
 ファンレターじゃなかった! 思いっきり謝罪の手紙ばっかやんっ(;゚Д゚)
 なに本物の映像流してくれとんじゃあ。先に言えよ、そういう事っ!

 もうヘタなホラーより怖いよ……。
 もっとも、何をこれくらいでビビる?って人もいるだろうけど💦

 でもアメリカって、これをビジネスにしてるんだね。
 日本じゃあり得ない、この感覚。その神経の図太さに感心するぜ。

 あとね、『第5話 心に巣食う獣』
 話の内容は人狼事件による『やっぱり人が一番怖い』だけど、ショッキングな実写映像を流す場合は一言注意いれてくれ。
 なにサラッと本物の公開処刑流してくれとんじゃ。
 モノクロが逆にリアルだし、ギロチン直後の体が滑り落ちる様でゾワゾワしちゃったよ💧
 え、ホントに『13+』で良いの? アマゾンさんよ??

 とはいえ、色々と刺激や知識も得られたのも確か。
 なんだかんだと観ちゃうんだよなあ~~(´-∀-`;)

8件のコメント

  • ドキュメンタリーホラーは、日本でも人気ですよねえ。特に夏の時期とか、結構テレビで放送してます。そのうち、ホラー小説でも流行になるかもしれませんね。

    ロボトミー手術――考えるだけでも恐ろしいです。顕著に効果が現れるらしいですが、副作用で感情がなくなります。また、これがノーベル賞に相応しいとされたのも恐ろしい。当時は、良かれと思ってやっていたんでしょうが……。

    ただグロ耐性はあるため、気持ち悪いとは思わなかった――そういう自分が恐ろしいです!

    ※グロ耐性の例外。綾辻行人先生の『殺人鬼』と飴村行の『粘膜人間』は別。『殺人鬼』は続編も買ったが、『粘膜人間』の拷問シーンには耐えられない。
  •  朔之玖溟様 私もグロ耐性はあるようです。
     以前、父が胃がんの手術を受けた際に、お医者さんから摘出したモノを見せてもらったことがありますが、興味深かっただけで平気でした。
    (何故か『こんなの取れました』風に普通に見せてくれたんですよね?)

     だけど拷問の類はダメですねえ💦 対象が悪い奴ならまだ良いんですが、ただの被害者とかになると、色々と想像してしまってこちらも痛いんですよ。

     綾辻行人先生たちのは読んだ事ないですが、もしかすると文字で読む、頭で想像するから余計に神経に触れるのかもしれませんね。
     映像で見たら意外と大丈夫かも。
     とはいえ私も火刑シーンとか、場合によってダメなのはあるんですけどね(;´∀`)熱いの感じるのは見てるこっちも辛い。
     おそらく現実味があるのが駄目みたいです。

     昔のロボトミー手術はそれこそ失敗も多くて、かのケネディ大統領の妹さんも、これで廃人同様になってしまったとか……。

     あとこの『経眼窩ロボトミー』はロボトミー手術の中でも低予算で早いというだけで、ただの脳破壊にしか思えないですよ。
     何しろ神経を実際に見ないで、見当で切っちゃうんですから。

     主に統合失調症の人に行われたらしいのですが、鬱病患者さんにもやったって……、これで明るくなれるのか?、凄く疑問💧
     もしかすると悩まなくなる(考えられなくなる)のかもしれません。
     それはそれで恐ろしい……。

     そう言えばグロくて拷問系なホラー映画『ヘルレイザー』シリーズは何故か見れちゃうのです。
     やはり現実離れしてるからでしょうか。見るなら徹底的にフィクションしてるのが良いですね(;´∀`)
  • フィクションなら観れる!
    僕も同じです。作り物と思うから、ホラー映画もへっちゃらなんですよねえ。綾辻先生の小説も、映画化していれば観れるんでしょうね。グロいと感じるということは、綾辻先生の筆力がそれだけ凄いからでしょうねえ。
  •  朔之玖溟様 そう、そうなんですよ。
     たとえどんなにリアルでも、自分と離れていると思えるからこそ平気なわけで。
     それが妙に感情移入できるものだと、当事者の痛みや恐怖を急に肌に感じちゃうんですよ。
     やっぱりプロの綾辻先生たちは、読者にその場を体感させる筆力をお持ちなのでしょう。

     一口にグロと言っても、気分を悪くさせるだけでなく、ちゃんと必要悪エッセンスにして描いていくところがプロですね。
     それでも辛いところは流しちゃいますけど(;^ω^)
  •  ロボトミー手術…当時は優れモノとされながらも、いまや精神医療どころか、医療界の汚点と言われるアレですね。

     その他、同映画…空ちゃんの解説を読んで興味を惹かれ、早速調べたのですが、YouTubeのレンタルにはないようなので…
     でも、いつか機会あらば観てみようと思います。
  •  どこかで見覚えのあるタイトルなのですが、どこだったのかが思い出せません。モヤモヤしています。

     昔のロボトミーは頭おかしいとしか思えませんよね。どういう発想なのか、始めに考えた人は、狂人だと思います。やはり、天才とは紙一重なのかもしれません。

     アメリカの博物館って、何故に変な物を展示するんでしょうね。
     呪われた宝石なんかも、聞いた事がありますし、ホラー映画も仕舞ってあるのだとか。

     日本でも公開処刑やら、見世物小屋なんかもやっていたことですし、今もこういう映像などが求められるというのは、人の不幸が見たいのか、単純にグロが見たいのか。やっぱり人って怖いですね。

     年齢制限をつけるのなら、誰が審査しても同じになるよう、分かり易いラインを設定する事から始めて欲しいです。
     なんとな~くではなくて。

     ちなみに、グロ映像は好きでも嫌いでもありません。
     頭の中の何処か、精神的な何かが壊れているようで、何も感じないようです。

     魚はいいけど人はダメ。
     醜い奴は良いけど、可愛いのはダメ。
     綺麗な人を傷つけるのが興奮する。
     等々……人によって、趣味嗜好は様々ですよね~。
     やっぱり人間って、怖いです。
  •  七七七様 こんばんは!。
     時代によって後でアレは間違いだったと言えるモノは結構ありますが、この『経眼窩ロボトミー』は特におかしいと思えるものでした。
     なんたって、当時の開頭式ロボトミーはお金も時間もかかるから、安価で簡単に済ませようと開発されたやり方なんです。
     患者が気軽に治療を受けられるようにしたいという、大義は良かったのですけどねえ……(´-∀-`;)
     
     映画、いまのところアマゾンプライムだけみたいです。
     紹介しておいてなんですが、テレビ番組の延長っぽい感じのところもあるので、あまり期待しないでくださいね~💦
  •  とぶくろ様 ホントにこういう曰く付きを展示する倫理観がわかりませんね。
     危険性があるというのに、被害が出るままに展示しておくのも。
     何かあっても自己責任という事なんでしょうか。


     それよりも大衆が見たいと求めているから、好奇心を満たす事の方が優先なのか。
     本当にヤバいモノは、さすがに展示せずに大英博物館の地下倉庫に封印してあるとかいう都市伝説もありますけど(;´∀`)

     ロボトミー手術も当時は画期的と思われて、真剣に人助けと考えて行われていたから質が悪いですよね。
     みんな目が曇ってしまってて、誰も止めたり意義を唱える人がいなかったようですし、本人の意志がなくても家族の要望でやってしまうとか、もう恐ろしい限りです。
     それが正義と信じ込んでいたのですから。

     とはいえ今の時代にも当たり前と思っていることが、100年後には野蛮だとか信じられないとか、言われるかもしれませんね。
     それを予想してタイムカプセルに入れておくのも、面白いかもしれません(^▽^●)

     グロに耐性があれば心がやられないだけで、変ではないと思いますよ。
     グロが直接危険に結びつくわけではないですからね。
     どちらかというと痛みを感じないとか、恐怖を全く感じない(抑え込むのとは別)という方が生存本能の欠如として危ぶまれます。
     無痛覚症の人は毎日注意で大変みたいですし……💧

    『魚はいいけど人はダメ。
     醜い奴は良いけど――』

     ヤバいです💦全部自分に当てはまってる……::( ̄△ ̄;)::
     ただ魚よりは更に虫ですが。いや、同じですね。
     ホントに人の嗜好は色々。
     だからレイティングも難しいのかもしれませんねえ。
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