ああ、もうお盆も過ぎてしまって、夏がどんどん終わってしまう。
いや、もちろん暑いのには明日にでも終わって欲しいのですが、我がエッセイ『夏だ! お盆だ! 金縛りだっ! てやんでぃっ!!』の最後の更新からもうすぐ一年経ってしまいそうなのです。
本当はあと二つほど書いて、このエッセイを完結させたいのですが、残りは自分でも怖かった、ヤバかった件を書こうと思うので、なかなか書き出すことが出来ないでおります。
まあ一つはかなり昔の話ですし、他は浄化されているのであとは私自身の気分の問題ですけどね。
私自身としてはここで形にして、蒸し返すのではなくすっきり浄化したいつもりなので、まだ時間がかかるかもしれませんが、いつか書きたいと思っております。
あと、『ちょっぴり奇妙……❓な日々是々』の方も先月新しいネタがありました。
しかも〇十年も前のある事をずっと勘違いしていたことに、アッと気がつかされたというものです。今までの思い違いが繋がったという感じでした。
つい言いたくなってしまうのですが、この話は〇様たちに怒られるかもしれないという意味で、ちょっと二の足を踏んでおります。
でも、考えてみると、今までその勘違いを優しく(苦笑しながら?)見ててくださっただろうことなので、大丈夫かも?(^_^;) (書いても宜しいですか?)
とにかくそちらもボチボチと書いていきます。
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それではやっと本題の映画紹介。
何気にニコラス・ケイジ主演のホラー物という事で何の予備知識なしに観てみたのですが、これは ―― 私にとって中々アタリの一作でした。
あるうらぶれた町で車がパンク。カードが使えず、閉鎖したテーマ―パーク内を一晩清掃することで修理代を払うことになった男。
ところがそこは、呪われたパペットロボット(等身大)たちの巣窟だった。
とまあ、よくある理不尽絶叫スプラッタホラーになりそうなんですが、傍若無人なのは主人公の方だった( ̄▽ ̄;)!!
突然現れた殺人パペットに眉を顰めるも、驚愕の声一つ漏らさない。
そう、彼は寡黙な男。というか、終始一言も喋らない。
だから名前すら結局分からなかった。
だが邪魔するヤツは徹底的に排除する。
呪われた相手に聖水も十字架も銃もなく、ひたすら自らの拳とその場にあった掃除用具でぶちのめす(;〇∀〇)強えぇ~お人だった。
やはり最後は己の拳か。妙に納得。
こんな不穏な建物内で独り作業するのもどうかと思うが、それよりもこんな物騒なパペットが現れたのに、ぶちのめした後再び黙々と掃除を続けていく肝っ玉の太さに感嘆!
脱出せんのか~いっ!?
何はともあれ一度請け負った仕事、黙々と掃除をこなします。しかも隅々まできっちりと。
本当に気持ち良いくらい綺麗になっていく。
やっぱり浄化に掃除は大切だ、と変なところにまた納得させられました(^▽^;)
ちゃんとスケジュールを決めて、時間が来ればしっかり休憩。
このオンオフぶりも面白いし、たっぷり持って来た炭酸飲料で仕事の合間に喉を潤すところもとても美味しそう。
とにかく掃除も反撃も、キレッキレな徹底ぶりに安心感が半端ない。
ムスっとした髭面で無口な男が、ひたすら掃除に専念しているところもツボ。
世間的にはB級の部類に入るかもしれないけど、私的には面白い作品だと思いました。
でも流石に2はないんだろうなあ。