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【一周年】カクヨム二年生に進級します。

カクヨムに登録して早一年。おめでとう、私。

いつの間にか作品数も増え、読んでくださる方も増え、交流して下さる皆様のおかげて楽しく過ごしております。
今夏は中々読み書き共に進まず、コメントの返信等々、遅くなったりすることもあり大変恐縮です。それでも愛想尽かさずにいて下さる皆様のなんと優しいこと。
いつもありがとうございます。


昨日、久々に新しいエピソードを公開できました。
◉異都奈良の琥珀食堂
https://kakuyomu.jp/works/16816410413893461604
(注:作中に登場する『コア』は、私が行ったことのある奈良には存在しません)

本作(幹)と他の作品(枝葉果実)の関係・位置づけをのんびりと眺めながら、気長にお付き合いいただけましたら嬉しいです。

今月中に枝葉の短編を一つ公開するやもしれません。
(行けたら行くわ、みたいなノリですが……)
本作に込めようか悩みましたが、視点が全く違うので、公開済みの枝葉『妖し狸〜』と同じく独立させた方がいいかな、と。

ちなみに『翡翠の森』や『竜の爪』は本作の果実にあたる位置づけです。
ま、そのうち意味が明らかになります。




さて、私も本棚公開の潮流にも乗っかってみますヽ(´エ`)ノ

といっても、まだ読んでいないもの、読みかけも多々。『ピンときたら買う→気が向いたら読む』スタイルの為、気づいたら十年越しなんてことも、ままあります。


【写真】最近の? 本棚

このところ、ミュージアムの特別展の図録に手を出すようになったこともあって、読本や資料本は図書館で借りることが多くなりました。あと通勤中はオーディブルを聞いたりとか。なにより今はWEB小説を読んでいることが一番多い。

ですが、部分的にでもこうして本棚を撮ってみると、本棚整理したいな〜とか、やっぱハードカバーで集めたいなあ〜とか、色んな欲求が生じますね。いかんいかん。


ちなみに上段中央付近の『放課後モノクローム』は、カクヨムでも活動されているkoumotoさん(https://kakuyomu.jp/users/koumoto)の著書です。

ジリジリとしか読み進められていないけれど、オススメの短編・掌編集はコチラ
◉ポケットに墓場を入れて
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922706232

このタイトル、キャッチコピー、秀逸ではないですか。
普段あまり直視せずにやり過ごしている深層心理と向き合うような作品達が詰まった至極の宝箱ですよ。


というわけで、チャオ♬

11件のコメント

  • 映画を観て感動して買ったのが小説版『スタンド・バイ・ミー』
    ラストが映画と違うけど原作の終わり方が好きです。

    『バッタを倒しにアフリカへ』はブラック企業に勤めていた際、空き時間を見つけては近くの本屋で立ち読みをしていました。
    根性で読み切ったけどさすがに疲れました。
    記憶にも残っていないので今度ゆっくりと読みたいです。

    読もうかどうか迷ったのが『アルケミスト』
    紀伊国屋3階、神秘思想のコーナーに平積みになっていました。
    しかしなぜか読んでいません。

    『月と六ペンス』もいつか読みたいのですが絶版には絶対ならないだろう、と言う安心感からまだ読んでいません。

    そして岡本太郎。
    蒼翠様の本棚にあるのとは違うのですが『美の呪力』をつい最近読み終えました。
    岡本太郎って文筆も一流だったとは。
    美という感覚的なものを論理的にわかりやすく語っています。

    こうして色々な方の本棚を見て思うのは、やはり『らしさ』が丸出しになってしまうのが面白く、だけど『僕と本の貸し借りをしようよ』と言いたくなるけど言ったところで実現不可能なもどかしさ。

    本棚を公開してくださりありがとうございました。
    大変興味深かったです。

    それではまた。
  • そうだ、カクヨム二年生進級、おめでとうございます!
    それにしても、しんきゅうとキーボードで打ち込むと鍼灸となってしまい焦りました。
  • そらみみ植物園というタイトルが気になりますねぇ。
    切手帖とピンセットというのも、当たり前感の中にある意外性が垣間見れそうで興味深いです。

    2年生進級、おめでとうございます☆
  • 本棚拝見楽しいですね。
    結構ダブってるものがありました。スタンドバイミーとかサリンジャーとか!
    その他も興味のベクトルがあちこちに向いているのが楽しいですね。
  • なみさとさん、コメントありがとうございます!

    『バッタ〜』は立ち読みで読破するには少々ボリューミーじゃありませんか?
    凄い……
    研究者って、結構泥臭いこともやってるし、めっちゃ体力勝負だったりするし、根性ないとホントに潰れるし、なのになんで? そこに情熱があるから、と、パワフルに描かれていて好ましく感じた作品です。
    馬鹿なことも、無茶なこともやるけど、いつも真剣なんスよ、みたいな。固定観念強めに捉えられがちな世界を、ちょっと斜めから見せてくれている気がしました。

    『アルケミスト』は放浪系・周遊系の旅が好きな人達の間で、バイブルっぽくなっているのかも。スピリチュアルというより、寓話っぽくて好きですね。

    『月と六ペンス』は私もまだ読んでいません。でも、この間グーグル・マップを眺めていて、京都に『月と六ペンス』という隠れ家的な喫茶店があるのを発見しました。で、なんとなくそろそろ読もうか、という気になっています。笑

    岡本太郎氏の著書も読まれましたか。
    そうなんですよ。多くのアーティストは造形に取り組んでいようとも、やはり物事と深く深く向き合っていますから、言葉への変換もまた精細であるように感じることが多いです。
    アヴァンギャルドな方たちほど、その言葉も洗練されているような気が……

    本の貸し借りは『紙本』ならではの文化でしょうか。手紙のやり取りと同じく、そういった物質的なやりとりはノスタルジーを感じる領域に足を踏み入れているかもしれませんね。私自身は本の貸し借りや手紙のやり取りを、今もなおしている方かなと思いますヽ(´エ`)ノ

    「しんきゅう」→『鍼灸』の変換は流石としか言いようがないですね。笑
  • 愛宕さん、コメントありがとうございます!

    面白いところに目をつけてくださいましたね!
    『そらみみ植物園』は珍しい植物ばかり集めた植物エッセイで、植物にまつわるエピソードやキャッチコピーが面白いんですよ。

    例えば、乾燥に極めて強い(しかし育てるのはちょっと難しめな)多肉植物で、『生きた宝石』なんて言われるリトープスというのが居るんですが、そのキャッチコピーは『脱皮的宝石尻植物』と。いや、まさにその通りなんですが……
    脱皮しながら分裂してゆく姿は、まさしく尻。しかも時期になると、その尻のど真ん中に花を咲かせるという珍奇な植物です。そういった植物満載の本です。笑
    ちなみに挿絵は武蔵野美大の方々が担当されたそう。

    『切手帖とピンセット』は私の趣味どストライクな本でして。
    切手って、その国の風土や文化が如実に現われているようで面白いです。リヒテンシュタインやブータンなど、今でも切手の発行が国の収益としてかなり重要な国もありつつ、かつてはどの国も重要な収入源だったはず。
    ささやかながら私も収集していますが、本気でやろうとするとお金かかっちゃうので、こうして眺められる本って貴重なのです。

    二年生もえっちらおっちら、やってこうと思います☆彡
  • 二尋さん、コメントありがとうございます!

    たしか二尋さん、スティーブン・キングお好きでしたね。

    『スタンド・バイ・ミー』は少年心をくすぐられて手に取りました。隠れ家でゲームしたり、寝袋もって旅に出るなんて、ワクワクしかしない。目的がどうであれ……
    退廃的なアメリカの雰囲気に、どうしようもなく弱い『子供』という立場。その中での、『大人』になった今では「なんであんな事したんだろう?」と思ってしまうような無謀な旅路。怖いもの見たさとか、怖いもの知らずとか、少年期特有の何かは、今でも唆られるものがあります。

    何より、リアルにヤマビルに吸血された経験者としては、おおッふ……
    とはいえ、ぴよっと足に一匹付いてた程度で、パンパンになって落ちるまで気づかなかったくらいなんですが。
    (こんな太いヒル見たことないと言われました。暗に『お前、鈍感?』と……)

    サリンジャーも、先日の二尋さんのノートで話題になりましたね☆彡

    いやホント興味のベクトルが多方面に向いております。できるだけ線を増やして、網目を細かくして、キャッチできることを増やしてやれたら、なんてヽ(´エ`)ノ
  • カクヨム二年生おめでとうございます。
    人の本棚というのはその人の生き方が現れているようで面白いですね。
    過去に辿ってきた道、これから進みたいと思っている道を示しているようで。
    これからも楽しみにしています。
  • いずもさん、コメントありがとうございます!

    借りた本の方が優先的に読まなきゃだったりするので、本棚=読んでいる本ではないですが、そう言われてみると、本棚は人生のある側面の因数分解みたいなものかもしれませんね。
    本そのものも、著者をはじめ、出版に携わったすべての人のエネルギーと時間の結晶ですし。その土台の上に、こうしてまた別の人生を建設していくと考えると面白いです。

    本って、持っているからって別に読まなくてもいいと思うんですよ(←え?)

    極論かもしれませんが、全てのことを知り得ることなんてことはなく、むしろ知らないことこそ『可能性』なので、「そういや、あの本、どんな話が書いてあったんだろうなあ。……まあ、いっか(没)」なんて最期を迎えたいものです。

    自分の本棚に入っている事自体、それなりに親しい存在でしょうから。
  • 二年生おめでとうございます!
    さきほどは、とても明確なご意見、感謝いたします(*´∀`*)

    伊坂幸太郎氏は私も好きで、何冊か持ってます。
    最近は貴志 祐介氏が増えてますけれど(笑)

    有川浩さんの作品は自衛隊三部作から全部揃えています。もう何十回読み返したことやら。彼女の作品はホント、ライトノベルのお手本ですよね。
  • 柚さん、コメントありがとうございます!

    お返事遅くなりました。
    伊坂幸太郎氏、やはりお好きでしたか! 最近のはまだあまり読めてないのですが、別の本棚に詰まっております。『重力ピエロ』を再読しながら仙台へ向かってみたり、駅構内のコインロッカーを探してみたり(見つけられずでしたが……)という楽しみ方も、またしたいものです。

    貴志 祐介氏は実は読んだことがなく……

    有川浩さんの作品はなんか良いですよね。空気感かな。全部揃えてるだなんて凄いです。『キケン』なんかも結構好きです。確かにお手本ですねヽ(´エ`)ノ
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