・参加する気はなかったのだが、最終日に、カクヨム公式自主企画「怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語」に怪談を書いた。
『タクシー乗り場にて』
https://kakuyomu.jp/works/16818093083131050393/episodes/16818093083132061961 採用されれば怪談師の方に読んでもらえる、逆に言えば、怪談師が読みやすい作品が選ばれると思い、怪談師の村上ロックさんの口調をイメージしながら書いた。
日ごろはそんなことはしないのに、実際に何度も口に出して、文章を推敲したのだが、自分の滑舌のわるさを再認識した。もともとわるいのに、老いが加わり、しょっちゅうつっかえる。
舌だけでなく、読書にゲームと、子供のころから酷使してきた目も心配である。おかげさまで、いまのところ、異常はほとんどないが、将来を思うと不安である。失明とか嫌だなあ。だったら、日ごろからケアすればよいとお思いになるかもしれないが、異変がないと生活態度が改められない、ダメな人間なのである、私は。糖尿病も怖いから、痩せないといけないのになあ~。ああ、惰性で生きている罪な私。
閑話休題(それはさておき)。「怖そうで怖くない少し怖い」話を書くのはなかなかむずかしかった。ボケをひとついれて、「怖くない」というレギュレーションを突破するつもりだが、いまのところ、コメントなどで反応はない。わかりにくいか、つまらないかのどちらか、もしくは両方であろう。ああ、文才がほしい。
自分なりには、ちょうどいいのが書けたなあと思っているのだから、やはり罪深い。
・花恋亡さんの『今年も夏を迎え打つ』にレビューを書いた。
『暑さだけを描いていては「夏」ではない。「冷たさ」を描く必要がある。』
https://kakuyomu.jp/works/16818093082158703485/reviews/16818093083185432022 一夜明けて、読み返してみると、なにが言いたいのかいまいちわからないレビューである。
『夏』がテーマだからと言って、どれくらい暑いのかの描写ばかりしていては、現代日本の夏は表現できていませんよ。アイスを食べたり、エアコンの効いた部屋で「冷たさ」「寒さ」を味わうのも夏ならではでしょ。とそういうことが言いたかった。日本人が氷をいちばん消費するのは夏である。現代日本において、氷は夏のものであろう。季語がいつなのかは知らないが。
そういう上の点において、花さんの作品はうまく書けていると思ったので、レビューを書いた次第である。
8000字という時点で、普段の私なら読まないが、たいくつだったこともあり、また、作者が花さんだったので、読んだ。よんだところ、するすると読めたので、みなさまにも自信をもってお薦めしたい。
ところで、花さんのこの作品は、「第一回 さいかわ葉月賞」に参加している。審査員の人たちは全作目を通しているとのことだ。人間であるから、自分の趣味に合わない作品もあるだろう。それを読まれるのだから、頭が下がる。私ならむり。がまんできない。気が狂う。
花さんをはじめとして、みなさんによい結果が出るといいなと思っている。私は、「チャーハンをつくれ」と言われて、ピラフをつくった自信(?)があるので、選考には残らないだろう。だが、まあ、それもまたよし。
・水気のない大福が好きである。かぴかぴのやつ。わざと外気に触れされることもある。やわらかいのはいまいちだ。
・6月分のリワードは23ポイント。みなさま、お読みくださり、ありがとうございました。
ではでは。夏の盛りは過ぎたのかな? わかりませんが、ご自愛くださいませ。