・俳句を、50音を17個並べたものとした場合、そのパターンは315溝というとんでもない数になるらしい。溝は10の32乗。
この中にすべての俳句は網羅されており、かつ、これから生み出される俳句もすべて含まれていることになる。人間には考えつかない俳句を、AIが掘り出して来る日も近いのかもしれない。
俳句なら17乗であり、和歌・短歌ならば31乗である。これを増やしていけば、長編小説の「発掘」も可能になる。
我々の小説を書くという行為は、文字の海の中に眠っている文章を掘り起こす作業とも言える。
・死神と命をかけてチェスをするはめになる海賊の絵本を昔読んだ。何という本だったか。
・読んだ本
『偽ガルシア=マルケス』(古川日出男/Kindle Single)。よく分からなかった。