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塩分

外食はしない。というよりもできない。
たいていの店の味付けが濃すぎるからだ。

薄い味付けを通り越して、何も味付けをしないほうが、ぼくは好きだ。

揚げ物やサラダに何かをつけて食べることない。
この前は、何もつけていない野菜だけでご飯を食べた。まったく苦ではなかったが、さすがに味覚がおかしいのかもしれないと思いはした。

砂糖や塩がそのままかかっている食べ物も苦手で、ポテトチップスのうすしお味がしょっぱすぎて食べられない。
魚は、素焼きを何もかけずに食べるのが好み。魚介類や海藻類は、そもそも塩気がついているので、なにかをかける必要はないと思う。

濃いのもだめだから、市販のジュースやお茶は、よく水で薄めて飲む。

でも、辛いのは好きだ。正確に言えば、辛いだけの料理は食が進む。甘辛かったりするのはだめ。冷ややっこにかけるのは、ねぎと唐辛子だけでよい。

と書いてきたが、聞いたところによると、ぼくのような嗜好の人は、精神的に問題があるかもしれないらしい。

結局、なにが言いたいのかというと、ぼくは羽川翼と結婚しても、まったく何も困らないということだ。

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