『死鎧の騎士』昨日の夜に『第26話 レイモンド卿』を投稿しました。
アルダトの一体が定番の人質作戦に出ました。いつも思うんですが、こういうのってやはり、同じ人外でも人の感性の機微を捉えるのに秀でた人外でなければ思いつかないと思うんですよね。逆にルキを始めとした――人の感性とか知らんわ――みたいな人外には思いつかないと思うんですよ。パワー系人外には。
それだけ相手の『恐れ』だとか『痛み』を感じ取れる繊細さがあるなら、ヘルのオーラオヴテラーも効くと思うんです。恐慌状態に陥ったり。『深淵をのぞく時深淵もまたこちらをのぞいているのだ』というのは、彼ら人外にとってもまた然りというものじゃないかなと思います。某エルラのように。
ヘルが言っている「不感症の淫魔なんて」も同じ意味で、人の感性に近いからこそ誘惑できると思います。じゃなきゃ南極いちごさんですし。
まあ、そんな理由でルキには恐怖は効かないと思います。
ボスはレイモンド卿じゃなく淫魔でした。レイモンド卿の体を為すのは犠牲者たちの身体ですのでヘルもブチキレですね。レイモンド卿は憐れな姿になってtnk斬られまくってます。15年前も一発目に斬られてましたけど。ちなみに前回は指と言ってましたが、今回は蛇です。
ガスフォームはD&DのVampireの定番の能力です。
次回、『第27話 キスキル』本日の夜に更新です。
お楽しみいただけますと幸いです!
『死鎧の騎士』
https://kakuyomu.jp/works/16818093088653827442