『死鎧の騎士』昨日の夜に『第12話 ディールオにて』を投稿しました。
勇者の像、どうやら村から町へと持ってこられているようです。で、村にあった台座、一見、石でしたけどアミラの見立てではカエメンティチウムだそうです。カエメンティチウムってのはまたこれが浪漫で、訳せばセメント。古代帝国のいわゆるローマンコンクリートですね! めっちゃ夢のある素材ですよね。石灰岩が取れて火山があって雨の降る土地に向いてるみたいですけど。
これ絶対ファンタジー向きだと思うんですけど割と出ませんよね。コンクリートって書くと夢が無いんでしょうか。アスファルトもそうですけど古代から存在したのに、使わない手はないです。あでも、中世西洋ファンタジーとしては不向きなのかな。古代の技術ってことで。私は古代ファンタジーが好きなので全然オッケーです。
ちなみに『かみさまなんてことを』の時代ではこのローマンコンクリートに魔鉱を混ぜて魔法的なインフラを構築しています。水道とかもそうですね。ユーキがこの白い漆喰みたいなの何?ってリーメに聞いてたのがそれです。
アミラが買ってた軽食は、フォカッチャにパンチェッタ炙って挟んだみたいなやつだと思います。ゲイゼルに食わせてたのはハードブレッドを薄く切ってカリカリに焼いてラルドを乗せて炙ったみたいなやつです。こっちは量が少ないので味見に貰ってきた感じかもしれません。
あとゲイゼルの鎧ですが、デッドスペースが多いっぽい感じですね。丸みを帯びた鎧なんかはデッドスペース設けてることが多いと思います。
次回、『第13話 不完全』本日の夜に更新です。
お楽しみいただけますと幸いです!
『死鎧の騎士』
https://kakuyomu.jp/works/16818093088653827442