『かみさまなんてことを』改稿版、ほぼ毎日更新中なのですが、つい先日、主人公のユーキがついに! ついに処女厨ではなくなりました! これには地母神様もニッコリです。
まあ、もともと世間でいうような処女厨だったかというと疑問ではあるのですが、自ら答えに辿り着き、処女厨ではなくなりました(パチパチパチ!
物語にはよくある主人公の成長なんですけど、どういう成長やねん!――って感じの成長ですよねw
こんな世間的にはどうでもいいような成長を見られる作品は拙作にしかございません! 豊穣の女神、多産の女神である地母神様に翻弄される主人公のお話です。ぜひ皆さん読んでやってくださいませ!
全然関係ないですけど、複数の拙作に登場する地母神ルメルカ。時々書いてますけど西欧の太古の女神たちが元になってます。イメージとしてはエフェソスのアルテミス像、ヴィレンドルフのヴィーナス像、マスター・キートンでも語られたような白い女神、マリヤ・ギブンタスの本に出てくるような古ヨーロッパの女神像みたいな原初の女神信仰がイメージソースになってます。神聖娼婦までいますしね。
生々しい女神の信仰は良いですよね。さらにこれにケルティックな魔女信仰みたいなのも混ぜてます。扱う魔法も中世西洋オカルトみたいなものから引っ張ってきていたり、そもそも太陰暦だったり、北の方へ行くとヴォルスングな巫女まで居たりするのでセイズとか使ってきます。