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『誰かを愛するは己が自由と知れ!』第28話「千夏の言ってることがわからない」更新しました

第28話「千夏の言ってることがわからない」更新しました!
4,000文字をオーバーしてしまいました。
すいません。
それだけ書きたい内容でこの章の序盤の大事な場所なんです。
孝太郎尾行隊が入ったカフェ。
見知らぬ外人に声をかけられる二人。
そして、千夏の発言が二人の関係を思わぬ方向へ…
そして、孝太郎に会いに来た人間とはいったい誰なのか!!

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887217121/episodes/1177354054888102328

2件のコメント

  •  指摘の件をこちらでお願いしたいとのことでしたので、遅くなりましたが失礼させて頂きます。また、作品についての総評は応援コメントの方に失礼させて頂きましたので、こちらには指摘のみとさせていただきます。作品の意図をはき違えるような指摘もあるかもしれませんが、その点はご容赦くださいませ。

     空気を変える一文、とコメントさせていただきましたが、具体的には13~17話辺り、満腹亭のお手伝いの話辺りですね。

     孝太郎を取り巻く人間模様が変わっていくこの章ですが、場面についての説明、特にお話の始まりの辺りやシーンが切り替わる文について、目まぐるしく変化する人物たちの心情に反して、文が単調すぎるように思いました。

     言葉にしろと言われるとなかなか難しいのですが、今の文ですと「写真をカット毎に見せられる」感覚で、それを「動画のようにまとめて欲しい」といった感じです。

     文を見ますと、体言止めをよく使われている印象を受けました。便利でついつい使いがちですが、文章中の雰囲気をぶった切ってしまう特徴があって、それが読んでいる時の違和感になっているのかなと思います。

     例文としてですが、

     貴志はコンビニで肉まんを買った。お腹が空いたからだ。
     しかし隣で視線を感じた。美咲が物欲しそうに上目遣いをしている。
     肉まんを半分に割って美咲に差し出したが、美咲の向こうから険悪な視線を感じた。よし子だ。
     よし子と美咲は口をハフハフさせているが、貴志はお腹を空かせたままだ。

     という上記の文を、

     貴志は空腹を我慢できず、購入した肉まんの包装紙を急いでめくっていると、白い餡の皮が露わになった時、視界の端にニュッと小さな頭が現れた。美咲だ。
     肉まんを半分に割って美咲に差し出そうとした時、目が合ってしまった。寒そうにコートのポケットに手を突っ込んだよし子が、こちらへ向かってくる。

     貴志は、半分に割った肉まんとよし子を交互に見つめた。

     よし子と美咲の口からは白い吐息がふわりと浮かんだ。貴志の腹の虫が、早く帰ろうと泣いている。

     という感じです。今のままでも誰がどう思っててどうするか、どうしたいかは伝わるのですが、場面の雰囲気をキャラのセリフに頼るのではなく、それに至るまでの空気の流れを作り、その一文でぐっと読者を引き込むことができれば、もっと作品の世界観に入り込めるんじゃないかな?と思います。

     長文失礼しました。何度も言いますが、的外れな指摘でしたらすみません^^;
  • 美島郷志(喘息患者) 様

    返答ありがとうございます( ´∀`)

    めっちゃわかりやすい具体例で感謝感謝です!

    セリフに頼らずにしてるつもりでも、無意識にそっちに逃げてるかもしれませんね。

    文が単調なのは自覚してるウィークポイントなので、指摘や改善点を挙げていただけるとほんとに助かります!
    体言止めは完全に癖ですねww
    最近、体言止めを効果的に使える場面とそうでない場面とがわかりかけてきたので、まだまだ勉強です。

    写真→動画。
    これは心掛けなければいけませんね!
    作風をドラマ仕立てにしたかったので、なおさらです!

    ほんとに勉強になりました!
    徐々に改稿していきます!

    ありがとうございました!!
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