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偽物川講評、ありがとうございました!

偽物川小説大賞の講評を頂きましたので、今回の手触りなどを書いてみたいと思います。

まずは拙作をお読みくださった皆様、大変ありがとうございました。一言感想、コメント、レビュー、ハートや星などの評価、どれも大変うれしく、ありがたく、いつもとても励みになります。
今回はテーマが「機械」でした。
機械……機械……と考えてるうちに最初に何となく浮かんだのは、楽器をやっている女の子とメトロノームを直してくれる男の子のお話だったのですが、これだと偽物川っぽくないなぁと感じて没にして、やっぱりロボットかなぁと書き始めたのが「川島くんの邂逅」でした。
それでまぁ、実際に参加してみて感じたのは、まず偽物川全体が「ロボットかなぁ」どころの話ではなかったということ。ロボットじゃなくて「アンドロイド」だし、部分的に機械化された人間だとか、終末世界だとか、こう……私の「ロボットかなぁ」などとはもうベースが違ってて、「あ、やっぱり偽物川は凄い世界なんだな」と再認識しました。
最近になってよく思うことは、自分の知識や見識の浅さです。読んでる本のジャンルの偏りとか、あまり洋画を観ないし外国の作家さんの作品に触れていないあたり。この辺は伸び代があるって事で、今後出来るだけ触れてみようかなと思いました。こういう気付きが得られるのが、とても有難いです。
テーマとの対峙の仕方にパワーが足りなかったこと、ラストがここまでの流れを上手く活かしきれていないこと、細かなディテールの選択の仕方、そのあたりが課題と教えて頂きました。あと、これの成功モデルとして尾八原ジュージさんの「おやすみ、ピアニスト。」を挙げて頂きまして……うおー、あの境地に辿り着けと仰います!?!? ご無体な。しかしながら、「おやすみ、ピアニスト。」は私が個人賞を出すとしたら断トツで選択するほど好きでしたので、大変光栄です。精進します。次はもっと良いお話を書く!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
カクヨム界隈のみなさまにとって、今後も素敵な創作ライフが続くよう願いつつ締めとさせて頂きます。ありがとうございました!!

【第六回偽物川小説大賞 結果発表&講評】
https://note.com/tantankyukyu/n/n54dba76bdab3

【参加作:川島くんの邂逅】
https://kakuyomu.jp/works/16818023212484242239

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