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少女勇者が完結しました(※ネタバレ有)

 タイトルのまんまですが、拙作「少女勇者と千年の夢」が本日、完結いたしました。
 後書きというほど大層に語ることは無いものの、ちょっと感想とかを。

 第二部の最終話までお読み頂いている前提で書きますので、ネタバレを含みます。読んでないけど別に気にしねえって方はこのままお読み頂いてOKです。いやだなーって方は、此処で止めておいてください。

 では改めて。
 まずこの作品は二部構成になっていて、第一部を完結させた時点から「第二部があるので待っててね」というお知らせを付けました。
 タイトルと第二部のラスト(もう半分の意味を回収)からも分かる通り、この話は第二部までを含めて一つの作品であり、当初からこの予定でした。
 構成としては第二部が本編で、第一部は序章です。
 それでも第一部に『序章』や『第一部』と明記するのは風情が無い気がして、無印にしています。作品としては確かに序の役割をしていると思うものの、フィオナとイルゼにとっては前世も、人生に幕を下ろした一つの物語だったはずなので、『終わり』であるべきなのかなぁと。

 とかとか、作者の心情を長々と語っても仕方ないので、次。

 物語は締めくくったわけですが。
 きっと読者は「こいつら結局どうなんねん(関係的な意味で)」と思うだろうなぁとは、思いました。「煮え切らんままかい」と。
 しかもフィオナとイルゼだけじゃなくて、ルードとアマンダもなんですよね。まあこの二人は男女なので、百合読みの方々にはどっちでもいいと思われるかもですが。
 ただ、いずれにせよ旅の最中にフィオナとイルゼが自分達の関係についてじっくり向き合うのは難しいだろうと思うので。幼少期からの二人を知らない外部の人(アマンダ達)のお陰で、関係について考える切っ掛けが少し生まれる、くらいに留めました。
 また、封印後のあれこれを描こうとするとそれはそれで間延びして締まりのない感じになってしまう為、こういう区切りが個人的には気持ちがよいと思いました。私の好み。

 気が向いたら番外編にでもします。が、予定は未定。
 読者それぞれが心の中で二人の関係の最強の結末を妄想するのもきっと楽しいよね!

 そんな感じで。
 私としては、好きなだけ、好きなように書き切ったので、悔いはないです。もっと上手に書ければもっと楽しんでもらえたかも、とは思いますが、今の私の全力でした。

 長く更新が滞るようなことが何度もありましたが、それでも最後まで読んで下さった方々には感謝しかありません。読み続けて待ち続けた甲斐があったと、ほんの少しでも思って頂けたなら幸いです。

 後書きまで含め、長くお付き合いありがとうございました。
 ってかカクヨムで100話を越える連載を完結させたの、私、初めてなんだってさーーーー!!!!!!!

 かしこ。

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