天城らん

長谷雄は朱雀門の鬼と賭けをした。 そして、この世のものとは思えない美しい女を手に入れる。 ※この話は、古典絵巻物「長谷雄草紙」を元にした和風ファンタジーです。 　実際の長谷雄草紙…

薬師をしている村の娘かすみは、村の掟で禁じられている山へ薬草を摘みに入る。 山は恐ろしい鬼たちが住まう危険な場所とされていたが、 かすみの出会った鬼は無口で心優しい青年だった……。

前半は自然を感じるもの。後半は友達との手紙のやり取りついでに過去に書いていたものです。今回新しく書いたもの７首、以前書いたもの７首の合わせて１４首です。

エイプリルフールの蔵出しです（笑） 私、天城らんは自分の書いた小説に転移してしまい……。 中二病の時に考えたお話。

私が『塚』に気がついたのはある夏の暑い日のことだった。 子供たちの間では、それは戦国武将の首塚だというが……。（４千字程度の短編私小説です） 私の住んでいる土地に事なので、地名…

僕は不安から逃げるように走り出した。深夜たどりついたところは丘の上。満天の星をたたえた湖だった。 （思いつかなくて、以前書いた掌編集から引っ張り出して再編集しました💦　散歩じゃな…

東日本大震災のとき、私の本棚は崩壊した。棚はバラバラの板になり、本は飛び散りぐちゃぐちゃになった。 震災にかかわる体験記ですので、ご理解の上お読みください。

歌の大好きな王女アンジェリナ。 姫の歌声はドラゴンの心に届くのか？ （とりあえず、ドラゴンの涙編は書きあがっているので順次公開します。２万字程度の中編です）

中高校生の頃、携帯もスマホもない私たちはいつも「あかね書店」で待ち合わせをしていた。「あかね書店で待ち合わせ」は、私たちの合言葉だった。 （作中の書店名は仮名です）

はるかはるか東の土地。 お日様が昇るずっと先に、悪い預言を閉じ込めた塔がある。 ナーリー国の末姫ユーエンは、どうしてもその予言者にい会いたい理由があった。

人間と妖精の里のはざまにある迷いの森。 その森には可憐な少女が営む雑貨屋がある。

新米司書のさゆり先生は、図書室にいたずらをする人形のマリーちゃんに困っています。 そして、思い切って話しかけました。

ドジばかりの新入社員の村山愛に、バレンタインにチョコをもらった。 いつも叱り付けているのに、俺を好きだと？ バレンタイン＆ホワイトデーがテーマのオフィスラブ。 （カクヨムコン８　…

田舎で育った俺は大学進学で都会に出てきた。この街には本当の空も星もない。クリスマスのイルミネーションの中、疎外感にさいなまれているときに同じ天文サークルの天野朝子に出会った。

掌編・短編集。ちょっと恋愛、ちょっとファンタジー、ちょっとSFのお話の詰め合わせです。 すべて完結済みの別の話なので、どこから読んでも大丈夫です☆

病弱な少女レイコは月都市で、機械人形《アンドロイド》のシンと出会う。 機械人形だというのに、リンゴすら剥けない彼をレイコは役立たずの自分と重ね心を寄せていく。 能力不足の機械人形…