お笑い日本一を決める『M-1グランプリ2024』(2024年12月22日)で“令和ロマン”が優勝した瞬間から、その表彰式の間、TVで流されていたBGMが、ウィリアム・ウォルトン作曲の『スピットファイア』序曲でした!
こういう時、エルガーの『威風堂々』のサビの部分がよく使われるように思いますが、今どきビックリのレア曲との遭遇に、ちょっと感激。
選曲者の方、相当な御年輩かと想像いたしますが……
『スピットファイア』(もしくは『迎撃戦闘機スピットファイア』)は英空軍の同名の名戦闘機が開発される過程を描いたレトロな映画、なんと戦時中の1942年に作られました。バトル・オブ・ブリテン直後の英国の意気が伝わる佳作ですね。とってもお若いデビッド・ニーブンが張り切っていましたっけ。M-1で流れたのはそのテーマ曲でした。
※追記:わりと毎回、この曲だったんですね。たまたま今回はじめて気づきました。まあしかし、曲の背景や出自を思うと、ニッポンのお笑い番組とはかなり違和感があるかもしれませんが、よくこれを選んだ! って感じです。