「地球にやさしく」とか「エコロジー」を語るやつを見てると「それ本心からのセリフなの?」と懐疑的に見てしまう汚れた大人が俺です。
「地球にやさしく」とか「エコロジー」ってのは突き詰めると「地球環境が変動すると『人類の生活に悪影響が出る』から優しくしよう」
と言ってるだけでもし環境破壊が人類の生存に何の影響もなければ際限なく破壊するはずです。
実際昔は大気汚染で「光化学スモッグ注意報」が発令されたところもあったし、環境汚染も令和の現代とは比べ物にならないほど酷いものでした。
これくらいの汚染なら大丈夫だろう、という甘い目測でやってたから大騒ぎになったわけで。
それでも「地球にやさしく」とか「エコロジー」は口当たりがよくまろやかで、お金にもなるし尊敬もされるからシャッキリポンと舌の上で踊る美味さもある。
だから猫も杓子も(ねこもしゃくしも)エコロジーなんだよな。
ただ、そもそも地球は植物が好きっていう発想自体がおかしいと思わないでしょうか?
例えばワサビなんて周りの植物を枯らすどころか自分自身の成長すら阻害する成分を出してて、とても平和的では無いというか「穏やかじゃないですね」ってやつなんですが。
他にも植物体を分解できるキノコの類が生まれる前は木、主にシダ類は腐らずに堆積されていたそうなので処分にも困る有様でした。
(ちなみにこの時代の植物が現代の石炭の元です)
というか植物自体、生きる上で酸素という猛毒のガスを出した地球の歴史上で最初にして最大な地球規模の環境汚染を引き起こした前科者なんだけど、それを知ってて言ってるのか? とは思う。
ちなみに今の動物たちは酸素を当たり前に吸収してるけど元々酸素は毒で、純粋な酸素は人間にも有害ですし、スキューバダイビングでも酸素中毒で死ぬケースもあり得ます。
酸素がオゾンになって紫外線を吸収し、生物が地上に進出するきっかけになったと言えば「幸い」かもしれんが。
とある人の受け売りになるけど、もし惑星に意思があったとしたら「光」が最も重要な価値があると思うんだよね。何せ光れないと他の惑星に認知されないから。
ところが地球は極めて微量かつ夜中限定だけど、光れるんですよ。
だから地球に意思があるとしたら夜になるとキラキラと光ってくれる人間の事、案外好きなんじゃないのかね?
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