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2023年9月18日の近況報告 これから関わらざるを得ないAI生成作品について

ノベルアップ+:AI生成作品の投稿について
https://novelup.plus/info/detail/2023-09-13-1200



 ノベルアップ+がAI生成作品に関するガイドラインを設定しましたけど、落としどころとしては妥当な範囲かなとは思います。
 下手に「全面禁止」にしてしまうと「規約違反になるのを分かった上で」AI生成作品を投稿する奴も出て来るでしょうし、それの監視にも手間がかかります。

 でも「AI生成作品を投稿しても良いけど、AI生成作品である証拠のマークは付けてよ。それとコンテストに応募できないしランキングには載らないから納得したうえで投稿してね」
 というのなら全面禁止するよりはAI作家とサイトの間での摩擦(まさつ)は可能な限り少なくて済むと思います。

 それでもAI生成コンテンツでお手軽にランキングに載りたい! っていう規約違反野郎は出るはずでしょうが、
「全面禁止」よりかは規約を守るAI小説家もある程度は出ると思いますから効果があるとは思います。



 これからクリエイターは苦難の時代を迎えるだろうなぁ、とは思います。絵師ならただでさえ既にスマホやパソコン越しに神絵師の作品が津波のように怒涛の勢いで押し寄せるようになってて、その上さらに「お前の絵、画像生成AIより下手糞じゃないか」
 っていう煽(あお)りにも耐えなきゃいけないんだから、よほど図太い人でもなければ狂人でもない、マトモな人間なら心がバキベキにブチ折れて「複雑骨折の方がまだ救いがある」程に折れるのは目に見えています。

 俺も7年強執筆活動してるけどコンテストは大抵プロが受賞するし、最近では「俺程度の人間なら替えなんていくらでもあるんじゃないか?」等と思うようになってますよ。
(それでも執筆活動を辞めるつもりはまだ無いのでご安心を)



 個人的に創作活動においてはAIは全面禁止で良いと思います。著作権のある作品を盗用してないかを証明することなんてできませんし、著作者へ還元する現実的な方法も無いのでうかつに触れられないですよ。
 使ったとしても絵ならアタリやラフ、小説ならアイディアやタイトル案を出す程度がせいぜいかなぁ、とは思います。それでも著作権関係で怖すぎてうかつに触れられませんが。
「AIも使い方次第」と思いたいし信じたいんですが、AI技術の根本的な部分で違法の可能性が極めて高い上に、潔白を証明する方法が「悪魔の証明」状態な現状の創作系AIを使うには難しすぎると思います。



 あと個人的に「AI絵師」とか「AI小説家」なんてのはあくまで「AIが凄い」のであって本人の実力ではないとは言っておきます。
 電卓があるから計算が出来るのであって、電卓が無い状況だとどうする? って話ですよ。
 電卓を持ち歩くにせよスマホの電卓アプリを使うにせよ、電卓やスマホをうっかり家に置き忘れてしまった。ってなったらどうするよ?

 俺は似たような経験あるから「忘れるなんてありえない!」って言いきることは絶対に出来ねえぞ。
 いくら努力しても忘れるときは忘れるし、そして忘れた時に限って「忘れるんじゃなかった」っていう重大な案件が降ってくるものだ。俺は実体験済みだぞ。



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