ドイツの宰相(さいしょう)だったビスマルク氏の言葉で「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」っていうのがありますけど、
これは意訳されてて本来の内容とはズレています。
英語圏では「Fools learn from experience. I prefer to learn from the experience of others.」と訳されていて、これを日本語にすると
「愚か者だけが自分の経験から学ぶと信じている。私なら他者の経験から学び、最初から自分が失敗しないようにする」っていう感じになります。
要は「集合知を学びましょう」っていう意味です。
なので歴史の教科書をもう一回見てもあまり意味は無くて「こういう時には人はこう動く」というのを、しっかりととらえることが肝心なんですよ。
俺も修行中の未熟者なので偉そうな事は言えませんが、まずは「伝記」を見るといいかもしれません。
昔「ススムが進に教えるお金持ちへの道」では「本を読めば他人の人生を追体験できる」と書きましたが、あながち間違いではないかと思います。
昔の俺は良い事言ってるなー。(自画自賛)
「賢者は歴史に学ぶ」からと言って鎌倉幕府や室町幕府の出来た年を覚えてもあまり意味は無いと思います。
それよりも「戦争などで世界情勢が悪化すると金の値段が上がる」といった「こういう時に人はこう動く」というのを学んだ方が役に立つでしょう。
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