一般的にネット上で見かける「オタクコンテンツを叩くフェミニスト」や「絵画作品にトマトソースをかけた環境保護団体」
さらには一昔前に肉屋を襲撃したヴィーガンが本当に欲しい物。それは「何があっても絶対に覆らない程はっきりとした悪」だ。
なぜそんな悪を欲するのか? それは「分かりやすい悪」を叩き続けていれば自分は常に「清らかな正義」の側に居られるからだ。
正義というのは一種の「酒」で、適切な量を守れば社会を動かす潤滑剤(じゅんかつざい)や動力源になる。
しかし過剰に摂取すれば様々な弊害が生まれる。まぁどんなものでも、それこそ「水すら」過剰に摂取すると害になるのだが。
フェミニストにとってはオタクは「女性の性的搾取」をいつまでも続ける「絶対に覆らない悪」であるため、それを叩いてる間は自分たちは神のような絶対的な正義になれる。
環境保護団体にとっては抗議をすればするほど自分たちは「地球の事を考えている善良な正義であり、悪を叩き続けている」と思い込む。
ヴィーガンは「動物を殺すのは間違っている」という主張をし続けている間は自分たちは絶対的な正義でい続けることが出来る。
「オレ様は常に正しい。お前は常に間違っている」と言い続けている間は常に「正義」の側にいれるわけだ。
こんなの「正義という酒を飲んで酔っていてるだけのサル」に過ぎん。人間としてカウントしない方が良い。そもそも話が通じない。
こいつらは「自分が正義の側に居られること」が何よりも大切なのであって、それが果たせないようではすぐ捨てる。
フェミニストは「オタクが性搾取を辞める」と『困る』し、
環境保護団体は「政治家が環境保護を第一にする」と『困る』し、
ヴィーガンは動物に優しい世界になると『困る』のだ。
なぜなら「自分が正義でいられるためにいくらでも叩いていい悪」が欲しいのであって、それが無くなると『困る』わけだ。
だからこういう連中は「正義という酒を飲んで酩酊(めいてい)しているだけのサル」だ。まともに話し合うだけ無駄だ。人間にはサルの言葉など分からん。
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